4)手が震えるのはなぜ? の続きです。
タイムラインに姿を現した3歳ちゃん、自分の考えで生きることができず、まわりに合わせてしまっていました。まわりが望むことに合わせてしまっていました、自分を押し殺して。
まわり≒ご両親
ご両親は弟さんとCAVAさんの扱いに差をつけていました。男の子は無条件で尊重されるのです。弟さんはやりたいことやらせてもらえていたのに、CAVAさんは進みたい道に進むこともできていませんでした。
ようやくお気持ちがでてきました、やりたいことやらせて貰えなかった!という怒りがでてきました。
さ、ひとつ原則の復習です。人は痛い目にあったら痛い目に合わせた相手を恨むのではなくて、そんな目にあってしまった自分、と自分を責めます。大切にされるに値しなかった価値のない自分、と自分を貶めます。
CAVAさんが「自分が悪い子だったから」となってしまったのは、自分への不本意な扱いを受容できなかったからです。
不当な扱いがあった、とわかった後もCAVAさんの「ダメな子だった」というセルフイメージはなかなか変わりません。が、思う通りに生きてこれていなかったということは認識していただけました。
利発な子、という印象のCAVAさんでしたが、その利発さを発揮する機会は与えられませんでした。うっかり自分を出すと、ご両親から押さえつけられてしまいます。
なんで耳だったんでしょうねー
ストレスでもたまっていたんですかね
そりゃー溜まっていたでしょう。利発という印象のある感受性の高い子がそれを押さえつけられていたのですから。お仕置きのお灸もありましたが、チックがあって小児鍼も受けていたとのこと。
え?チック?それを聞いてわかりました。
手の震えって、ストレスゆえのいわばチック症状であったのではないか、と。
CAVAさん、改めて自分が押し殺していたものの大きさに気づいていただけたよう。悪い子なんかじゃなかったやん。弟が依怙贔屓されてただけやん。
依怙贔屓というにはCAVAさんがあきらめさせられてしまったもの、受けた仕打ちは重いものでしたね。手の震えが心因性のものとは推察できても、ご自身の溜め込んだものには思いが至っていなかったよう。私は悪い子だから、という思い込みのせいで。
(13)ヨシヨシ
3歳ちゃは自分を出せなかった。自分を出せなくて、いろんなことあきらめさせられて辛かったよね。
丶(・ω・`) ヨシヨシ
おかあさまがなぜそうも弟さんと扱いに差をつけてしまったのか。家を継がなくてはいけなかったおとうさま、女の子として生まれたがゆえに貧乏くじをひいてしまった感のあるおかあさま、男の子偏重する根拠になったものの気配はありますが、決定的なものは見つけられませんでした。
押さえつけられることがなければ、持って生まれた辛(かのと)としての本領発揮、そして豊富に持たれている漏星(食神・傷官)が輝くのです!
抑圧がなければどうなっていたか、何ができていたか。
ちっちゃいちゃんを丶(・ω・`) ヨシヨシするところまでは過去、穴ぼこが埋まったなら未来に目をむけなくてはなりません。これからどうするか。そのためには持って生まれたリソースの確認作業が必須です。
前職と現職、CAVAさんがやりたいと思ったただ2つのことなのだそうです。辛、傷官の多さとしてはちょっと意外な職種。これは正財格のなせる技か。
なりたくて就いた仕事でしたが、前職は上司のパワハラもどきによって辞めざるを得なくなりました。それがなければキャリアを積まれていたことでしょう。
そして現職、好きは好きな仕事ですが、自分自身で到達目標点を決めてそこに向かっていく、というアクションがちょっとやりにくいです。
まあこれは私の偏向とも言えますが、CAVAさんにはもっと辛・傷官要素を発揮していただきたい。
前職で手の震えがひどくなったのは、パワハラ上司への恐れゆえ、それはご両親からの仕打ちが根っことなっています。抑圧されていたご自分に気づいていただけたから、恐れが誘発する手の震えからは解放されると思われ。
が。
CAVAさんにはもうひとつ問題がありました。
続きます、次回多分最終回。
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へっぽこ修行レポートですよ!!
初めての「子午鍼法」
毎週土曜は漢医堂にいます。治療、受けにきてくださいね♪
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