TODAY'S CONTENTS
1:プロポーズする鳥
2:人間って酷いことをする
3:信頼できるタロティスト
1:プロポーズする鳥
鈴木まもるさんという絵本作家さん、鳥の巣についての著作が多いです。
鳥クラスタの私は当然食いつきます。
鈴木さん近著が胸熱でした。
鈴木さんは子どもの頃(挿絵からして幼稚園、小学校低学年)に図書館で見つけた鳥の写真に釘付けになりました。
木の枝を使って何やら作っている鳥の写真です。鳥なのにおもしろいことをするなあ、これが鈴木さんを絵本作家の道へと導くのです。
その鳥のことが忘れられず、いえ、忘れています(どっちやねん)、なんとなく気になっていたぐらいのもの、それがその正体を知るにつなげるものを見つけるのですよ。これぞ、カラーバス効果。
その鳥の名はニワシドリ、庭師のようにいろんなものを作ることから命名されたようです。
枝を集めて小屋のようなものを作るのも、実やら葉っぱやらを集めてくるのも、これ全部ニワシドリの雄がやったことなんですよ。
雌へのプロポーズのために。
ニワシドリもすごいですが、幼い頃に目にした本が鈴木さんを絵本作家のみならず、ニワシドリを確認するためにニューギニアにまで導いたもの、神さまというものがいるならば、なんと粋な計らいをしてくれるものなのだな、と胸熱です。
小さい頃にふと目にして気になったもの、誰にもあると思います。
「好き」の種、誰にでもきっとあります。気づいていないだけで。
2:人間って酷いことをする
脱皮阻害剤というものをご存知でしょうか。
農薬の一種ですが、実にピンポイントな作用を狙ったものです。
虫の孵化と脱皮だけを阻害するものです。
つまり、蛹になった幼虫がそれ以上成長できないようにするものです。
サナギの中でもがき苦しむ幼虫の姿が頭に浮かびました。
ひどい話や、殺すならさっさと殺したらええやん、なんでわざわざ苦しい思いをさせる。
みなさんご存知のように(知らんか)性善説派の私ですが、この農薬には人の酷薄さを感じさせられました。
脱皮阻害剤の存在を教えてくださったのは、自身で芋活なるものをされている方。
イモムシ・ケムシの専門サイト
芋活動.com
いやー、世の中知らないことだらけ。
幼虫を芋といって愛でる世界があるとは。
野菜についてきた幼虫を孵化羽化させたことはありますが、それを意図的になさっている方々が!
虫を嫌う方も多いですが、なんたって地球上で一番多い生き物は昆虫。
その昆虫の幼虫成虫を問わず、凝りに凝った意匠、天地創造デザイン部が腕によりをかけている様が目に浮かぶようです。
3:信頼できるタロティスト
さて、上出の脱皮阻害剤を教えてくださったのが、北九州在住のタロティスト、マリアンヌさんです。
マリアンヌさんね、ハマるとすごいのですよ。
現在、芋活に注力していらっしゃって、すごいんですよ(語彙。
今日で蛹化より1号23日目〜10号15日目。一般的にいわれている2週間の羽化ラインを越えたので、ひとまず10頭全員、メイビー越冬蛹と判断しました。 pic.twitter.com/fwMK6EwdEB
— marianne (@yatra1227) November 1, 2023
ナガサキアゲハの終齢!この背中の幾何学文様のうつくしさよ!!🥺 pic.twitter.com/g7WomSD38f
— marianne (@yatra1227) October 22, 2023
愛しているから世話をするのではない、世話をするから愛するのだ、これを体現されています。蝶のサナギを越冬させるって!!温度と日照時間の管理がそれは大変そうです。
ペットがいたら旅行できないってのがよくわかった、って。
マリアンヌさんがハマっているものを熱く語ってくださることで、私も世界が広がります。芋活の存在には驚きました。
さて、マリアンヌさん、実は私が唯一信頼するタロティストです。
みなさんご存知のように(知らんか)私は定期的にTwitter上で「誰か私の話を8時間聞いて」病を発症していますが、誰にも聞いて貰えなくてどないもならん状態になった時に泣きつくのがマリアンヌさんです。
マリアンヌさんが紡ぐ言葉はとにかく美しい。ぼやいた戯言が、カードに導かれて一遍の詩になるのです。
お悩みの事象に対して、まるで見えないところから光をあえてもらえるような、そんなタロットリーディングです。
ぜひ、ご体験されることをオススメします。オンライン、対面、メールにて鑑定をされてます。
マリアンヌさんのInstagramはこちら