夫と食卓囲む週末が苦痛[読売新聞人生案内]

主旨)人生案内をネタに好き勝手書く

50代のパート女性。夫とは結婚生活約20年で、高校生の息子と娘がいます。夫の食事のマナーやそしゃく音がどうしても嫌で、一緒に食事をしなくてはならない、週末の時間が苦痛です。

平日は私と子どもの3人で食卓を囲みます。子どもたちは会話好きで、2時間近く家族だんらんを楽しむこともあります。一方、夫がいる週末は、子どもたちも、夫の犬食いのような食べ方や音が嫌だと言い、黙って食事をすませ、すぐに席を立つようになりました。

何年か前、私が夫に指摘した時は、「気をつけるが、人はそう簡単には変わらない」と反論されました。嫌な気持ちになりたくないので、もう夫に言いたくありません。娘から話せば、角が立たないと思い、提案しましたが、娘は「きっとだめだよ」と諦めています。どうしたら気持ちよく4人で食卓を囲むことができますか。(栃木・E子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

クチャラー問題、夫さんは家族とだけクチャラーとなるのか、それとも外でもそうなのか。

クチャラーとして何十年も社会人をされているとは思いにくく。もしも夫さんが気づいてないなら、大いなるデメリット。

しかしそれとは別に、夫さん抜きの家族3人ならだんらんを楽しめるってとこがちょっと気になります。

そもそも仕事で忙しい夫さんと他のメンツ、そのすれ違いがあったのではないでしょうか。

20年にわたり、時間や空間を共にするという意識が薄れてしまったのでは。

20年にわたり、夫さんにも「なんだかねえ」感が積み重なり、E子さんの声に素直に耳を傾けられないものを形成してしまったのかも。

今日はカードに尋ねてみます。

🔸ブロックしているもの「試練」

何度もチャレンジしてきたもの、同じことをまた失敗したらどうしよう、と気が張っている

🔸では、どうするか「手放す」

負担になっている思いを手放す(手放せと言われて手放せるなら警察いらんのですけどねっ。

🔸得られるもの「神の子」

自分への全面的な肯定感。ここでこれが出るということは、現時点ではそれを持てていないということ。

🔸現状「力」

折り合いをつけるということの象徴(文鳥が可愛いでしょ❤️

参考エントリー

ジャミロット【力】

カードを参考に、いまぷならこう答える

夫さん不在の平日の食卓、それはE子さんにもずっと、「なんだかねえ」を感じさせていたのではないでしょうか。

改善を夫さんに求めるも、「仕事だから仕方ないだろう」で片付けられてしまい、訴えることも諦めてしまう。

夫さんがいなくて寂しいけれど、仕方がない。

その感情は家族で共有されるものとなってしまった。

夫さん不在の寂しさは仕方がないもの、そして夫さんを排斥する方が楽なことになってしまった。

長年の間に、夫さんとの間に深い溝ができてしまった。

1対3の図式は食べ方の問題にとどまりません。

それは単に夫さんをジャッジするものではなく、楽しい家族団欒を4人で共有できないという寂しさを強化するものとなりかねません。

子供さんたちの成長につれ、これからさらにご夫婦として親として臨まなければならない場面も増えることでしょう。

溝を埋めるための機会なのです。

溝がご家族に与えていたものの影響の大きさ、不在の寂しさを繕うためにジャッジをしてしまった、それが現時点では夫さんの食べ方の問題に集約されてしまっている、ということです。

ジャッジの前に、まずはいかに溝を埋めるか、もとい、いかに溝があったかということの認識を。

回答はいしいしんじ(作家)さんです。

それでもし耳を貸さないなら、夫は家族であることを放棄している。こころおきなくたもとを分かち、3人とひとりに分かれてばらばらに食べればよい。
それは家族ではなく、ヒトの食卓でもない。互いに顔を合わさない、サルの食事風景に近い。

鬼畜とか、人と比べて動物が劣ってる形容、あまり好きではありません。頭の損得で考える人間より、理屈じゃない愛情で動く動物の方がよほど尊いこと多いじゃないですか。
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