さ、彦麿の口調でみなさんご一緒に
献血ルームはネタの宝石箱や!
ふぅ、久々に叫びました。
先日もありがたいことに釣果に恵まれました。
2つをご紹介。
1例目
🔸ブロックしているもの「死の誘惑」
外に出たらいいってわかってるのに、めんどくさー、って閉じこもっている常態
🔸では、どうするか「コミュニケーション」
感情の言語化、言いっぱなしではなく相手に伝わっているかどうかをちゃんと確認する
🔸得られるもの「ハイアーマインド」
自分の感じたものを信じることで良い成果が得られる
🔸現状「法皇の逆位置」
法皇は知的リーダー。啓蒙、発進の象徴。逆位置なので、それができていない。
リタイアして再雇用されたとのこと。
現場にベトナムの方が多く、コミュニケーションを取れるようにベトナム語を習っていらっしゃるそう。
すばらしい!
より居心地のいい職場にするには、どうしたらいいか、とお悩みでした。
「死の誘惑」が出ているので、「こうしたらいいのにな、と思っていながらできていないことはないですか?」とお尋ねしたところ。
ろ。
どうせ自分は再雇用の身、自分が何か言ったって耳を傾けてもらえるわけがない。それっておかしいやろ、と思っていても、声に出すことができない。理不尽なことを命令されても、ハイハイそうですか、と聞くしかない、と鬱屈した日々を送っていらっしゃるそう。
職場をよくしようという思いがある
それを早速実行されてベトナム語を修得されている
現場のベトナム人の方々からは厚い信頼を獲得されている
そう、この方に足りていないものは「法皇」となることでした。
外国からこられている方々に、いかに居心地のいい職場とするか、言葉が不自由で不安に感じていらっしゃる方々のフォローをするか、その必要性を訴えることです。
普及啓蒙です。
ご自身ではすでに実行隅ですが、それを他の方々にも広めていくことが足りていませんでした。
どうせ自分は再雇用だから、という負い目のために。
本当ならこの「どうせ自分は」というのを取っ払わないといけないのですが、献血ルームの短い時間では果たせず。
普及啓蒙が必要なこと、すでにご自身ではそれをなさっていること、それをしっかりと認めていただくようにお伝えしました。
俺がやってることは間違ってないんや!と胸をはっていかれました。
めでたし、めでたし。
2例目
🔸ブロックしているもの「個人の神話」
いい子ちゃん。自分の wants や needs ではなく、他者のそれに従っている。
🔸では、どうするか「つながり」
本当の自分とつながる
🔸得られるもの「ヴィジョン」
妄想レベルのどでかい夢を持つことで、現実とこれから歩んでいく未来を変えていく
🔸現状「戦車」
失敗を恐れず、猪突猛進していく。
伝えたいことがうまく伝えられない、とのお悩み。
これだけでは、どんな現象が起きているのかちょっとわかりませんでした。
それで、「個人の神話」の説明をしたところ、「それって私のことだ」と。
つまりこの方は、他者への忖度がすぎるあまり、言いたいことが言えてなかったのです。
伝わらない、じゃなくて、言えてなかったのです。
言えていない、という自覚がありませんでした。
そして「個人の神話」は、いい子ちゃんであるということより、なぜそうなってしまったか、の方が重要なのです。
誰のせいで、何のせいで、自分を抑えるようになってしまったか。
心当たりがあります、とはっきり言われました。
原因となったもの、それとの切り離し作業まではできないので、これをお渡ししました。
どんどんご自分を出していける方向に進まれますように。