みなさんご存知のように(知らんか)私は四柱推命の専門家ではありません。専門家でないというのはどういうことかというと、四柱推命だけで問題を解決しようとはしていない、ということです。
占いには、生年月日から診る「命占(めいせん)」、シンクロニシティーで診る「卜占(ぼくせん)」、外見から判断する「相占(そうせん)」があります。占い師はこの3つができないとダメ、と言われています。
なぜなら、それぞれには対応できない問題もあるから。ですから、どれかひとつだけでやってらっしゃる方って逆にすごいなー、と思います。
専門家ではありませんが、必要なときには四柱推命と易とタロットを使っています。むしろ、これらのツールでないと出来ない作業もあります。
特に四柱推命、持って生まれた資源(リソース)を知るためには必須です。持って生まれたものをわからずして、足したり引いたりはできないからです。といっても専門家ではないので、注視する箇所はかなり限られているのですが。
専門家の方からしたら頼りないもんでしょうけど、私なりに経験則で「これは間違いなし!」というものがあります。
http://connectron.love/tools/yinyan
セッションをお申込みいただいたら、まずは命式を作成いたします。作った命式を見て、こんな方が来られるのかな、と想像しているのですが、事前のイメージと実物にあまりギャップはありません。ギャップがある場合は、持って生まれたものを出せていない、ということですからね!
さて、本日ご紹介させていただく事例、仮にフォーチュンさんとしましょう、フォーチュンさんね、作っていて「うおおおおおおお」となるくらいのすごい命式でした。日干が庚で、持ってる五行の8割以上が金、星の半分が自星という、超弩級のブルドーザーですよ!!
http://connectron.love/archives/3150
これだけ偏っている命式、四柱推命が専門のとこだったら間違いなくdisられますね。ブルドーザーで例えるなら、土地を開墾できる力の優れた部分ではなくて、壊してしまうほうにばかり目を向けられてしまうことでしょう。女性でしたら、男を食ってしまう、とかいわれがちです(実際、言われたそうです。
コネクトロンなら心配不要!ブルドーザーがブルドーザーとして心置きなくその力を発揮していただけるようにご提案させていただきますよ!!
常日頃申しておりますように、力のない方が力以上のことを求めるよりも、力を持っている方が力を発揮しないことのほうがトラブルが多いのですよね。
なぜか。
トラブル解決に力を使ってしまうので。そんなのって不毛なので、力のある方はちょっと高めのハードルを設定して、それを越えていかれるというのがエネルギーの流れもよくなりますし、当然得られるものも大きいです。
みなさんご存(ry)、かつてコネクトロンの検索ワードで一番多いのは「お金がなくて離婚できない」でした。経済的に力がないために離婚できない方が解決策を求めてコネクトロンにたどり着いてくださっていたのですが、現在の最多検索ワードはなんだと思われますか?
発達障害なのですよ。
発達障害で検索してたどりつかれる記事がどれかというと、これ。
http://connectron.love/archives/3029
ポカミスが続いたゆえに、発達障害なのではないか?と心配になってお越し下さるのです。
フォーチュンさんもそうでした。
転職してポカミスが続き、わからないことがあって質問しても同じミスを繰り返す、作業の手順を憶えられない、等々。いまや失敗が怖くてたまらないそうです。
ポカミスが発生したのは転職してから。それまでの職場では「やりたいように」やって、力を発揮できて、評価もされていたようです。ところが、現在の職場では「やりたいように」やれないのです。そりゃそーだ、ブルドーザーを狭い枠の中に押し込めても力発揮できるわけありませんやんねー。
今の職場が合わないのはわかってるけど、次が見つからなかったらと思うと辞めるのが怖い、とのこと。
では、なぜ怖いのか。ここがポイントです。
職歴、学歴をうかがいましたところ、ご自分で選択されたものではなくて親御さんの意向をかなり強めに受け入れられていらっしゃいます。っつか、親の言うとおり?
おとうさまの口癖は「おとうさんのいう通り、決めた通りにやっていれば大丈夫」だったそうです。これまでの職場は、たまたまブルドーザーの力を発揮することができていたのですね。たまたま。だっておとうさまは、自分の娘がブルドーザーだとはわかっていらっしゃいませんから。
完璧に抑えつけていたため、ブルドーザーの力のほどを見ることはなかったですから。
おとうさまが逝去され、自分で選べるようになった、いえ、選ばなくてはいけなくなった、が、自分の選択に自信を持つことができない。そしてたまたま、合わないところに転職してしまった。
自分の我を出すということを覚える前におとうさまからコントロールされてしまっていたので、おとうさまのコントロールは自分を守ってくれるもの、とインプットされてしまっていました。たしかに、たしかに転ばないようにいつも見守ってくれていたなら、転びそうになった時に救いの手を差し伸べてくれていたなら、怪我はしません。
が。
転んでも立ち上がる術を学ぶことはできません。
おとうまはフォーチュンさんからことごとく「失敗する機会」を奪われていたのです。そしてフォーチュンさんに失敗は許されなくなってしまったのです。
それが失敗への恐怖を必要以上に強めてしまっていましたね。
なぜ、おとうさまはそうも娘をコントロールしたのか。2つの要素がありました。
おとうさまは「逃げ遅れた弟」でした。
http://connectron.love/archives/639
逃げてしまった兄の代わりに、親を守ることをご自分に課してしまったのです。親のみならず、自分の家族も。おとうさまにとって家族を守るとは、危険から遠ざけること。それは真綿で首をしめるような抑圧となってしまっていました。
そして、逃げ遅れたおとうさまは、自分の夢をあきらめていらっしゃいました。自分の夢より家を選ばれたのです。その無念はいかほどのものだったでしょう。おとうさまは「家族を守る」ということを大義名分として、実は自分への絶対服従を家族に求めていました。自分の思い通りにならないことへの耐性が皆無なのです。
思い通りにならなかったらどうなるか、叱責です。フォーチュンさんはおとうさまの言葉に怯え、顔色を見る子供となってしまっていました。
怯えて顔色を見る、これだけでも緊張で「私ってアホなの?」状態のポカミスを発生させることとなってしまいます。集団行動において和を保つという状態、小さい頃からそれが苦手だったそうで、それはフォーチュンさんの持って生まれた力が「出る杭は打たれる」状態だった部分もあるでしょうけれど、合わせなくてはいけない、という義務感がいわば適応障害のようになっていたと思われます。
さて、おとうさまの思い通りにならなくてはならなかったのはフォーチュンさんだけではありません。おかあさまもまたしかり。
おとうさまの望む妻、嫁を頑張ってやっているおかあさまはどうなるか、素の自分を出せるのは娘のフォーチュンさんだけ。
そして、フォーチュンさんにとっても素の自分を出せるのはおかあさまだけ。
フォーチュンさんとおかあさま、壮絶なトークバトルをしていらっしゃったそうです。
いえ、していません(どっちやねん。
トークバトルは現在進行形なのです。
そう、いまだにフォーチュンさんにとって、顔色を伺わずに自分を出せる相手はおかあさまだけなのですよ。
フォーチュンさんの中では、自分を守ってくれるおとうさん、それにひきかえ、ぶつかり合うばかりのおかあさん、とおかあさんが適役になってしまっていました。
http://connectron.love/archives/2054
実はおかあさまは、おとうさまという敵と戦ういわば戦友だったのですよ。おかあさまにはその認識はあったようです。
通常は、抑圧する夫の愚痴を子供にぶつけるおかあさん、となって、おかあさんからの抑圧が見えてくることが多いのですが、フォーチュンさんを抑圧していたのはおとうさまです。フォーチュンさんは「家族を守る」という看板のせいで、おとうさまにはいいイメージしかなかったようです。
自分で選べなかったことや、思い通りになるように恐怖で支配されていたということへの認識がなかったようですねー。
今回のセッションのハイライトは、「失敗することを許されなかった」と「おかあさまは戦友だった」ですね。
失敗は自分に罪悪感を持たせるものではなく、フィードバックによって次につなげていくものである、とリフレーミングをしていただくこととしました。
さ、失敗をリフレーミングするための魔法の言葉、それはなんでしょうか。ちょっと考えてみてくださいね。
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ありがとう、です。
失敗して、「そこ違ってるじゃないか!」とか、「また間違えて!」とかって言われたら、「注意してくださってありがとうございます」というのです。すると注意されたことが血肉になります。「すみません」や「ごめんなさい」では罪悪感を発生させるだけなのです。
http://connectron.love/archives/2889
庚のブルドーザーさんが罪悪感から解放されて、力を発揮する喜びを得られますこと、微塵の疑いも抱いておりません!
やりたいこと、自分で選べるんですよ、失敗してもいいんですよ。
失敗が怖かったよね。
丶(・ω・`) ヨシヨシ
あ、そうそう、開いていただいたカード
イヤーカード:悪魔
ブロックしているもの:復讐
では、どうするか:許し
得られるもの:恵まれた才能
現状:運命の輪
あまりにドンズバのカードで、これまた「うおおおおおお」となりましたよ。これもまた、持って生まれた力の強さゆえ、と思わされました。
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