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🔵当記事カテゴリー：ビジョン心理学
🔴当記事タイトル ：「私って〜だから」が多い方へ
昨日お越し下さったお客様、帰り際に玄関で靴をはくときにですね、
私って不器用だから
と、おっしゃるのですよ。
なぜいまこのタイミングでその発言をする必要があるのか、しばし悩みました。
靴をはくのに手間取ったようです。紐の靴でした。それを片手に持って上がり框で立ったまま履こうとされているのです。手間取って当たり前やんね。手間取っていることに対する、「私って不器用だから」というエクスキューズのようです。
後から考えて、座って履けば？って言えばよかったな、と思ったんですが、そんなのわざわざ立って履かないよな、普通は座って履くよな、だからわざわざ座れば？とも言わなかったんだよな。
で、この方、「私って〜だから」という発言が非常に多いのです。それがずっとひっかかっていたのです。
ちょうどいい記事に遭遇しました。
◉「私、人見知りなんです」がイラっとさせているかも
これ読んで思ったのはですね、
甘えんじゃねーよ！！
ではなくてですね。
玄関での出来事を思い出してですね、エクスキューズはエクスキューズでも、やらかした後のエクスキューズではなくてやらかす前のエクスキューズ、つまりは裁かれないための予防線なのだな。
靴の出来事は「やらかした後」でしたが、いつもはやってもいないことに対しての「私って〜だから」だったのですよ。
この方が恐れているのは「裁き」。
そして私が何にひっかかっていたのかもわかりました。
この方にとっては、私も「裁く」人なのですよ。んー、お付き合いはもう何年にもなるのに、まだそんな緊張を抱かせてしまってるのかな、とちょっと凹みましたが、私が、というわけではなくて、あらゆる人、あらゆる機会がこの方にとっては裁かれる恐れを抱かせるものになっているのだな、と思いました。
そうも、裁かれた痛みが大きかったのだな、それはいまだこの方を苦しめているのだな。
「裁き」のカード、人を責めているようで実は裁いているのは自分自身です。自分への責めはたやすく他者への裁きへと移行します。裁いてしまう人がいるなら、それは同じことを自分にも許していないということです。
似たようなカードがあります。
罪悪感も相互です。私のせいで、と自分を責めると、相手もまた、自分のせいで罪悪感を抱かせてしまった、となるのです。
「裁き」と「罪悪感」、似てますけど、違いをいうならですね、「裁き」は「私はダメなの」で、「罪悪感」は、「私が悪いの」です。
わかる？わかる？違い、わかる？
私ダメなの、は自分の至らなさ、持っていない部分、足りてない箇所への責めで、私が悪いの、はやらかしたことで他者に損害を被らせてしまったことへの謝罪です。
裁きを恐れる心は、私はダメなんだ、の象徴なのですよ。
そして、あなたをダメだとジャッジする人間だと思われているのだ、という失望を相手に与えてしまいます。
似たものがあることに気づかれませんか？
そう、鎧です。鎧ってのは自分を守るためにありますよね。ということは、鎧を装着しているということは、あなたの攻撃から身を守っている、相手を攻撃する人だと用心している、ということになるのです。
えー、あなたのこと攻撃しようなんて微塵も思ってないのに、とまたまた凹みングです。
言い訳というのは自分を相手のジャッジから守るために行うことですが、いつ裁かれるか、という恐れでいっぱいな人は常にどう言い訳しようか、という考えでいっぱいです。そういう人がどうなるかわかりますか？
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鉄板エントリー：私ってアホなの？
心ここにあらず状態です。いつ誰に裁かれるか、という恐れでいっぱいですから。
心を恐れに向けるのではなくて、どうするか。またまたいい記事を見つけました。
今でしょ！！
たしかに。いつどこで誰に裁かれるか、ではなくて、いま、目の前にいる相手、事柄に集中する。
それはもっともなのですが、裁きを恐れるようになってしまった原因は当然過去にあります。過去に向き合う作業もお忘れなく。原因探しは悩みの探偵におまかせください。
＊
ピアノちゃんのピアノのように、さっちゃんの絵のように、積み重ねられた見えないものにやられましたね。
『この海は心の石を磨く修羅場と心得よ。』by大家さん
磨かれた魂の音です。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ち申し上げております <(_ _)>
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