↓これの続き
平気なフリをしているとどうなるか
本日のテキストです。
ブスとか消えろとか書かれても、もう慣れたし、書くやつがおかしいんだし、平気〜と平気ぶったとて心はダメージを受け続けており、蓄積される模様
はい、このまんまですよー。平気ぶるとは我慢すること。「ぶる」だからほんとに平気なわけではありません。
我慢できる not = 平気 です。
我慢してると我慢袋(勘忍袋)がいっぱいになっていきます。飽和状態になると勘忍袋の緒が切れた状態です。
爆発できる人はいいんですが爆発することさえ出来ない人はどうなるか、センサーが死にます。感じなくなります。それが「何がやりたいかわからない病」を発症させることになるんですけど、これはまだマシです。
もっと重症になるとどうなるか。
病気で熱さを感じることが出来なくなった人(センサーが死んでる人)は熱湯に手を突っ込んでても平気です。平気だからといって火傷しないわけではありません。気が付かないうちに重篤な火傷を負ってしまいます。
熱いお湯にちょっと触って、熱い!熱い!と大騒ぎしてる人(勘忍袋の緒が切れた状態)のほうがマシなんです。
母親に構って貰えなくてかわいそうだから、と母親以外のものをあてがいます。これはこの子の「おかあさんに構って貰えなくて寂しい」という気持ちにフタをして抑え込むことと同じです。かわりの人がいるからいいでしょ、と寂しいと声をあげることを封じ込めるのです。自分が娘の「寂しい」という気持ちに向き合うことが嫌だからです。
フタをされたものはどうなるか、母から構われなかった寂しさのみならず、父親からも見捨てられたというあきらめを招くことになるのは火を見るより明らか。
これは本当に欲しかったもの(母、父)以外のものがどんなに愛を注いでも埋めきれない穴ぼことなります。
我慢をすること、平気なフリができることは必要な場面もあります。しかしそれが出来たからといって穴ぼこが埋まっているとは決して思わないでください。
平気なフリとは、あなたの穴を大きくするだけなのですから。
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テヘラーさんはまだわかりやすいんです、あ、必死で平気なフリしてるな、と。たいていちょっと突いたらすぐに涙が出ます。飽和状態ですからね。手強いのはね、「シラフ」の方。ご自身の過酷な過去を素の状態で、朗読するみたいな感じでツラツラと語られるのですよ。
つまりですね、過酷な状況とご自分の感情が完璧に乖離してるんですよね。
でね、私もそれをやってたってことにようやく気づけましてね!!
ほら私って、これでもかって過去を晒してるじゃないですか。言えてるから気持ち出せてると思ってたんですよ。でもそこにまったく感情を伴ってなかったんですね。感情を伴ってなかったからこそ書けてたんですね。痛いと思ってたら触れることが出来てなかったでしょう。
痛みに気づかないと気づかせるためにさらなる痛みがやってくる、だから感じ切らないといけない。セッションで散々お伝えしている原理原則、これを自ら実証しているとこですよっ。ああ、痛い、痛い。