2月の読書メーター
読んだ本の数:28
読んだページ数:6628
ナイス数:120
震災後の不思議な話 三陸の怪談の感想
死んだ人からその肉声を聞くことはできないから、死ぬとき苦しかったのかそうでないのかは確認することができない。語られる幽霊譚は話す人が体験したこと。それが真実かどうかではなく、それを語りたかった人の想い。霊の存在を否定するわけではなく、それは失った悲しみが具現化したということ。姿を現したものの分析ではなくて、それを訴えた人の気持ちこそが寄り添うべきもの。著者の一貫したその想いがあって、読むほうとしてもスムーズに感情移入できた。分析しちゃダメだね。
読了日:02月28日 著者:宇田川敬介
バカ論 (新潮新書)の感想
ビートたけしがずっと苦手です。誰ぞが「ぼくは東京人だからたけしがわかる」みたいに書いてて、私は東京人じゃないからわからないのか、と思ってました。ツイッターで、誰だったかな、物書きさんがこの本について触れてて、仕事で必要だったから読んだのだけど、明石家さんまに「教養がない」って書いてた、とあって、それをわざわざ吉田豪がRTしてて、どんなニュアンスなんだろ、と思って手に取りました。すごいウエメセを感じてしまいましたが。
読了日:02月28日 著者:ビートたけし
バー「サンボア」の百年の感想
美しい装丁。思いがけず神戸の歴史を垣間見ることになった。そうだよな、神戸には名だたる名店がいっぱいだったもんな。それを育む素地があったということは認めよう。
読了日:02月28日 著者:新谷 尚人
「国境なき医師団」を見に行くの感想
実は苦手な文体で途中でリタイア。なんでダメだったんだろ、と他の方のレビューを読んで納得。ロキノンがさ、ミュージシャンを語るフリして自分語りやってるじゃないですか。あれと近しいものを感じてしまった私を許してください。
読了日:02月28日 著者:いとう せいこう
プラント・ハンターは殺さないの感想
私の頭の中にもともとあったプラントハンターというものにぴったりの内容。綺麗な仕事じゃないんですよね。どこぞのプラントハンターさんは勘違いしてるようだけど。西洋が香辛料やらを求めて世界に船出したように、それこそ四つ足のものは机以外なんでも食べる、ってお国柄の人は手に入れるのにお金に糸目をつけないのだろうなー。実際にあっても驚かない。
読了日:02月28日 著者:山口 正介
父・横山やすし伝説の感想
ブログにちょこっとだけ書きました。
https://api.twitter.com/oauth/authenticate?oauth_token=wP3uqwAAAAAARajJAAABYduNId4
読了日:02月28日 著者:木村 一八
魂でもいいから、そばにいて ─3・11後の霊体験を聞く─の感想
アウシュビッツに幽霊譚の類が一切ないのは、ナチスがユダヤの人々を殺めることにまったく罪悪感がなかったからだ、となんかで読んだ。うらめしや、と現れるものがあっても、罪の意識がない者にとっては恨む者の存在がありえない、ということか。喪ったことを悲しむ気持ちがあれば、そこに抵触する現象がおきる。「そんな」現象は実はありきたりにあるのだろう。ただ、それを感じることが出来る人が居るか否か、ということで。人は物語を生きる。物語のシナリオを作って、感じることが出来る人だけが逝った魂と交流ができるのでしょう。→
読了日:02月25日 著者:奥野 修司
ぼくの名前はズッキーニの感想
淡々とした日常の描写がひたすら続いていくの、まるで映画みたい、と感じた。映画化するにはうってつけの素材だったのだろうな。描写の積み重ねは、ページを重ねるごとにその裏にある登場人物の感情をも読む側の中に溜め込んでいったようで、臨界点に達した瞬間モノクロだった画面がカラーになったように感じた。ほんと、映画みたい。訳も装丁もすばらしい。ハッピーエンドにしか思えない結末にあえて釘をさす作者の言葉と訳者の解説、それは幸せな物語を続けていくためには自覚と覚悟が必要だということを暗に示されているのかな。
読了日:02月24日 著者:ジル・パリス
ニッポンの肉食 (ちくまプリマー新書)の感想
サブタイトルに「マタギから食肉処理施設まで」とあるように、いわゆる家畜よりも狩猟によって食肉となる動物についての記述が多い。肉食が忌避されるようになったプロセス、そして差別の発生などが明瞭に説明されており、こういうとこが(どういう?)YA向け書籍のいいとこですよねー。スーパーに並ぶ肉を肉になる前の姿をイメージしながら口にすることはそう無いだろうけど、狩猟動物は肉になる前の姿のイメージが強いように思います。生きている動物と食材としての肉が乖離してしまっている今、肉は動物である、ということを強く示唆した内容で
読了日:02月21日 著者:田中 康弘
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
読了日:02月21日 著者:森岡 毅
阿久悠と松本隆 (朝日新書)
読了日:02月21日 著者:中川右介
呼び覚まされる 霊性の震災学の感想
「タクシードライバーが邂逅した”幽霊現象”」という掴みにひっかかって、そんな(どんな?)話ばっかと期待していたら良い意味で大いに裏切られた。”霊性”という言葉の定義が実に納得できて、形があるようなないような「命」というものに人はどのように関わっているのか、それを失った時に人はどうなるのか、3.11の震災は他に例のない悲劇だけれど、事の大小に関わらず大切なものを剥ぎ取られてしまうことの痛みをどうやりすごしていくか、それは当然いまあるものを大切にすることに繋がる、ということを再確認させられた。
読了日:02月20日 著者:
奇跡の人 The Miracle Worker (双葉文庫)の感想
ブログに書きますた
盲ろう3連荘、恐るべしカラーバス効果! –
丶(・ω・`) ヨシヨシ
http://d.hatena.ne.jp/connectronkobe+yoshiyoshi/20180216/1518784209
読了日:02月16日 著者:原田 マハ
あまから手帖 2016年 07 月号 [雑誌]の感想
図書館のご自由にお持ち帰りくださいコーナーで。好きなバーが開店したときの紹介記事があった。
読了日:02月16日 著者:
アマン伝説―創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命
読了日:02月16日 著者:山口 由美
おにぎりと日本人 (新書y)
読了日:02月16日 著者:増淵 敏之
「コト消費」の嘘 (角川新書)
読了日:02月16日 著者:川上 徹也
伝わる人は「1行」でツカむ (PHP文庫)
読了日:02月16日 著者:川上 徹也
夕暮れもとぼけて見れば朝まだき――ノッポさん自伝
読了日:02月10日 著者:高見 のっぽ
新橋アンダーグラウンド
読了日:02月10日 著者:本橋信宏
塔と重力
読了日:02月10日 著者:上田 岳弘
短歌は最強アイテム――高校生活の悩みに効きます (岩波ジュニア新書)
読了日:02月10日 著者:千葉 聡
ゲゲゲの娘日記 (怪BOOKS)
読了日:02月10日 著者:水木 悦子
易経 陽の巻―夢をもつってどういうこと? (こどもと読む東洋哲学)
読了日:02月10日 著者:竹村 亞希子,都築 佳つ良
捨てられずにいる不要品の「捨てどき」がわかる本 (扶桑社文庫)
読了日:02月10日 著者:中山 真由美
炎の牛肉教室! (講談社現代新書)の感想
おなかいっぱい。かねてより焼肉屋とか鍋料理屋ってのはどこに料理人の腕が発揮されているのだ、と思ってましたが、素材の目利きの力が大きいようですね。料理人もピンキリで、理想を追求して妥協をしない人と、業者の売らんかなに乗っかるだけの人と。売らんかなチームがはりきると特定のものにだけスポットを当てて売り尽くす、という形になるのは鰻も恵方巻きも同じで。A5のからくり、特定の人気部位の裏にはその何倍もの不人気部位がある、それも含めての牛、というのはもっと周知されるべき。結局割をくうのは生産者だから。
読了日:02月08日 著者:山本 謙治
女帝花舞 コミック 1-28巻セット (ニチブンコミックス)の感想
unlimitedで。この手のシリーズ読破したの初めてかも。893の抗争が延々と続くところはちょっとダレまして、母と娘が和解、というところで終わるのかと思ったら倒す的をアメリカとどでかいものにした後の展開は勧善懲悪のヒーローもの的な心地よさがありました。そして胸をなでおろす結末、想定外なハッピーエンドでした。しかし着物描くの上手だなー、アシスタントさんなのだろうけど。
読了日:02月07日 著者:倉科 遼
昼間のパパは光ってる (TOKUMA COMICS)の感想
急な積雪で帰路を断たれてしまい、想定外の宿泊の暇つぶしに、と書店で平積み本を手に取ろうとしたら、帯を書いていたのが糸井重里だったので並べて置かれていたこちらにした。意識高い系の臭いものになるかどうかのスレスレのところ、それはきっと売れてる例の本でもそうなのだろうけど、そのスレスレを保ってるのが画力だと言っては失礼ですか、そうですか。仕事に対する意識として名言認定レベルのものもあるけど、惜しむらくはタイトル。これは決して昼間のパパについて語っているものではないので。→
読了日:02月02日 著者:羽賀 翔一
3月7日(水)・8日(木)は東京出張です。
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占いはするけど占い師じゃない、
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問題の根本解決を目指す「悩みの探偵」です♪
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