山田太一のドラマって見たことないんですけど、なぜかこれは何度も読み返してます。
これまではスルーしてたのかな、昨日目についた記述がありました。
自分では、12歳からの緊張が、
甘えることを不器用にしたと考えている。
育ちのいい人は、うまく人に甘えることによって愛される。
自分は育ちが悪いのだ
似たような記述が2つ、記憶にあります。
バブル時のユーミン全盛期、雑誌に松任谷由実評みたいなものが雑誌にあり、
松任谷由実は愛されて育ったから品がいいのだ、というような記述がありました。
これがものすごく腑に落ちてですね、そうか、ちゃんと愛されてないと品が悪いんだ、
品がいいとか悪いとかって、愛されてたかどうかなんだ。
だから私って品が悪いんだ、と思ったのです。
育ちがいいってこういうことを言うんだな、品がいいってこの人のことだよな、
と思わせる知人の姿も頭の中に浮かびましたよ。
そういう人には絶対にかないません。そういうリソースを私は持ち合わせていないのです。
次はこちら。
はい、これはクレクレタコラ。
うん、人が持ってるものを羨ましがって、それ欲しいな、と指をくわえてる状態じゃないですかね。
育ちがいい、って人のものを欲しがらないってことかな、と。
そして甘え上手。
じゃあ質のいい愛情ってなによ、愛情に質がいいとか悪いとかってあるの、
というテーマもあるのですが、そこまでまとめきれませんで。
して貰ってないことは出来ない、というのもありますけど、
欲しかったものは人にあげることによってそれがあったのと同じ喜びを得られます。
愛して欲しかったのなら愛したらいいのです、自分で自分を。
人から愛してもらうのを口を開けて待っているのではなくて。
愛されない自分はダメなんだ、って思うんじゃなくて。
自分が愛しいという感覚がわからない、ただ居てくれるだけでいいんだってのがわからない、
と仰る方も多いんですが、ペットに対する気持ちがですね、
「ただ居てくれるだけでいい」という感覚に一番近いんじゃないかな、と思います。
条件つきの愛ではなく、ただいてくれるだけでいい、と思えること。
えー、まとまらないのを承知のうえで書いたんですが、
みなさんにとっての「品がいい」「育ちがいい」「愛されてる」ってのを
教えていただけると喜びますよ。