子どもの泣き声にイライラするのはなぜか

こんにちは。
神戸元町コネクトロンのいまぷです。

近頃の若いもんは、って年上の大人は嘆きがちだけど、
ダメになるのは子どもより大人が先だと思う。
大人がダメになってるのを見て、子どももダメになっていくんだよね。
子どもはもともとマジメだよ。
親の言う事をきくだけ、大人の求める子どもを出来ることが
大人にとってのマジメな子ども、ってとこあるもんね。
ほんとのマジメってのは、なんかこう、節制とか律するとか
そんなカンジだよね。

牛係は私よりよっぽどマジメです。
勉強をするとかしないとかってのとは違った意味で。

◆ブログ内主要記事目次

☆トップ　＞ヨシヨシのすすめ　＞子どもの泣き声にイライラするのはなぜか

同じこと過去記事で書いた記憶があるんですが、
どうにも見つけられなくて。

さかもと未明が話題になってますけど、
この本はすごくよかったんですよねー。

神様は、いじわる (文春新書)

• 作者: さかもと未明
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2009/10
• メディア: 新書
• 購入: 1人 クリック: 18回
• この商品を含むブログ (13件) を見る

漫画家としての彼女の作品は読んだことないんですけど、
病気と戦いながら表現することにこだわり続ける思いが
たいへんストレートに伝わってきたんですけどね。
でも、こっちはなー。

女子のお値段

• 作者: さかもと未明
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2012/06/11
• メディア: 単行本
• クリック: 3回
• この商品を含むブログを見る

バブルの時期じゃあるまいし、何を時代錯誤なこと書いてんだ？
と思っちゃいました。っつか、読んでないんだけどね。

さかもと未明の飛行機内での出来事が話題になってますね。
まあ赤ちゃん連れて出歩くのはタイヘンですわ。
子ども産んで驚いたのは、子育てを経験してるはずの
自分より年上の方々が子どもに対して寛容でないこと。
たしかに子どもを注意できない困ったおかあさんも居ますけど、
赤ん坊だからしゃーないわ、子どもだからしゃーないわ、ってとこありますよね。
その「しゃーない」部分に対しての寛容さがまったくといっていいほどない。
学校なんかも子どもの声がうるさいとか運動会がうるさいとかってクレームするって、
あんたに子どもはおらんのか、
あんたが子どもの時に外でキャーキャー走り回らんかったんか、って思っちゃいます。

でも、赤ん坊つれてる、子どもがいる、ってことを黄門さまの印籠みたいにして
自分の権利だけを主張されてる方もなんだかね、ですけどね。

おっと、脱線。

泣かれると辛いですよねー。
泣き止んでくれないと辛いですよねー。
これが電車の中なんかだと周囲の視線の冷たさに居たたまれなくなりますよねー。
そういう事態に遭遇した時のために、お菓子のおまけみたいなものを
子どもだまし用として持ち歩いてる、って知人がいますよ。
それを聞いてから、私ももらったものの捨てちゃうみたいなストラップとか
ペットボトル飲料のおまけのノベルティーみたいなの捨てずに
残しておくようになりました。

夜泣きで眠れないから辛いってのと、車内の冷たい視線が辛いってのは別として、
泣かれると辛いって「感情」をヨシヨシ的に解説いたしますとですね。

人って他者が辛いとこ見るの辛いんですよ。
自分が辛いより辛いんですよ。
だからどうにかしたいんですよ。
で、どうにかできないことにまた辛くなるんですよ。

もちろん、穴ぼこが作用していることもあります。
泣いてる子に対してあなたがしてあげたいこと。
それはあなたがして欲しかったこと。
して欲しかったのにして貰えなかった可能性もあります。
私はして貰えなかったのに、って気持ちが出て来ることもありますよね。

人は基本的に「してあげたい」生き物です。
して貰えなかった、という穴ぼこより、
してあげられなかった、という罪悪感のほうが強いですよね。

泣き止まない赤ちゃんに気持ちが乱されるのは、
泣き止ませてあげられない、というあなたの優しい気持ちのせいなんですよ。
もしくは、泣き止ませてもらえなかった、という穴ぼこか。
泣き止ませて欲しかった、とか。

ヨシヨシ、抱っこ、抱っこ。

◆ポチッといただけると励みになります！