占いの三禁

昨日知人からですね、このツイートいまツイッターですごい盛り上がってますよ、とメールが届きました。わざわざ教えてくださった方には申訳ないですが、そんなのとっくにチェック済みでしてよ!!このように、世間では私が文鳥好きだということが知れ渡っているわけです。常日頃から、文鳥さま文鳥さまとうるさく言っている成果です。先日もお客さまからこのようなものを頂戴しました。

アリガトウゴザイマス、アリガトウゴザイマス!文鳥グッズを頂戴することが多いです。これも、文鳥ラブ!と口を酸っぱくして言ってる成果です。ね、好きなものは好きって遠慮なく言えばいいんですよ。嫌いなものは嫌いって言えばいいんですよ。言わないとわかんないですからね。私のとこにお金が集まってこないのは、そらーお金ラブ!って言ってないからですよね(苦笑)。だってお金のことラブかどうかって言われたら、ラブですとも!って即答できないし。お金ラブ!って公言できてる人ほどお金を愛しているとは自分でも思えない。これをお金のブロックと言うなら言うがよい。

ココナラを始めて10日ほどたちました。拙ブログを読んでくださってる方、コネクトロンのセッションを受けてくださった方がサイコロを利用しやすいように、と思って始めたものですが、ま、当然のようにたまたま目にしてくださった見ず知らずの方からもお声かけがあるわけです。

そういう方々にはコネクトロンをご存知の方とは違う明らかな傾向がありまして。それはですね、ネット占いとか安価な占いのヘビーユーザーでいらっしゃるということと(だって安いもんね、ココナラ)、ものの見事に占いの3禁に抵触するお題を提示される、ということなのです。

占いの3禁とは
1:死(いつ死ぬか、を答えてはならない)
2:盗(誰が盗んだか、を答えてはならない)
3:姦(誰が誰と浮気しているか、を答えてはならない)

3禁に抵触するテーマを投げかけられてそれに答える占い師は自身を傷つけてしまう、と言われています。

まずは1、生死に関わることは答えてはならないと言われています。なぜなら、それは神の領域の事柄だからです。それと同じ理由で、赤ちゃんができるかどうか、ということも答えにくいことです。里見龍元先生からも戒められました、わかっても答えるな、と。先生もあえてはずした答えを伝えられるそうです。当てられるのにね。

赤ちゃんができるかどうかを尋ねられた場合は、できるかどうかによってどう行動が左右されるか、それについて答えを出すことにしています。出来るなら仕事やめる、できないなら仕事に専念する、そのどちらになるか、というカンジです。

2と3はですね、つまり自分のことではないのです、他者のことなのです。占いは第一人称をターゲットとしなくてはなりません。基本的に人のことを見てはいけないのです。

ご自身以外の、ご家族のことを心配されてお題とされる方もたいへん多いです。夫はどうなりますか、子どもは合格しますか、等々。ご主人さまやお子様がご自身で尋ねて来られるのならその方の問題としてお答えすることができますが、奥様、おかあさまが持って来られた場合はダンナさまがそうなることで奥様はどうなるか、そのためにはどうしたらいいか、という答えになります。

で、合否や当たり・はずれ、ギャンブルの結果も答えてはいけないと言われています。合格するためにはどうしたらいいか、当てるためにはどうしたらいいか、だったらお答えできます。合格しなかった場合はどうしたらいいか、はずれた場合はどうしたらいいか、もお答えすることができます。どの学校を受けたら合格できるか、どこの売り場で宝くじを買えば当たるか、これも選ぶことはできます。

彼の幸せが私の幸せ、と思って自分が犠牲になってる方は、もしも交通事故でえらいことになったりしたらもうその方は幸せになれないのですよ。自分の幸せが他者によって左右されちゃうってのはこういうことです。

そして、自由とは自分の運命のハンドルを自分で握っていられること、人に左右されない、ということです。

つまり自分のアクション、どうするか、ということの選択肢を提示することならなんぼでもできるのですよ。自分がまったく存在しない第3者の行動に自分の運命が左右されてはならないのです。

受験する前から、受かるかどうか、と尋ねられるならそれは志望校の絞り込みの問題なわけですよね。彼は私のことどう思ってるのかしら、というのは、嫌われてるんだったらあきらめるわ、ですよね。

こういうご本人さまのこと以外でお答えしにくいことについて役に立つのが命式です。成果を得やすい時期とか、相性とかわかるわけです。でも、いくら持って生まれたものが素晴らしくても、さぼりまくってる方に合格はやってきません。受かるかどうか、ではなくて、受かるためにはどうしたらいいか、と尋ねたらきっと「頑張りが足りない」とかって出ることでしょう。そしてお子さんが頑張れるようになることに対して、おかあさまが出来ることなどないのです。尻を叩いて頑張れるなら、受験産業がこうも隆盛となっていないでしょう。

力はあるのに頑張れない、相性がいいのにうまくいかない、それは他に原因があるからです。これはもう、占いの領域ではないですね、心を扱うことになります。

かようにですね、サイコロだけ、占いだけで解決できることってなかなかないのです。まー、お尋ねいただいたらサイコロふって出来る限りの答えは出させていただきますけど、答えようがないお尋ねってのは無いものねだりってことが少なからずですわ。無いものねだりしちゃうってことはつまり。

穴ぼこです。埋めても埋めても埋まらない穴ぼこです。

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