◆(1)ギターを持った少年の続きです。
昔、昔、あるところにギターがたいへん上手な少年がおりました。
ある日少年は、ツイッターのTLに「バクネヤング」という文字を発見しました。
え、バクネヤングってあのバクネヤングか?
- 作者: 松永豊和
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2000/10
- メディア: 単行本
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少年にとってバクネヤングは特別な意味を持つ漫画でした。
一体誰がバクネヤングについて言及しているのだ、と見てみたら、いつもコレクターズ、コレクターズとうるさい神戸の似非占い師でした。
少年は岐路に立たされていました、仕事を失って2年近く、貯えは漸減、不思議な力に導かれるように生まれ育った家から遠く離れた場所に仮住まいをすることになったけれど、一体これからどうしたものか。コレクターズを聴いてバクネヤングを読む人間になら自分の悩みを託してもいいかもしれない、と少年は思ったのでありました。
そして少年は神戸にやってきたのです。
少年からの「これからセッションできますか?」という電話を受け、似非占い師は慌てて命式を作っていました。もうびっくりな命式です。これはフツーじゃないよね、という際立ったものです。
中山手4丁目の交差点、もうすぐリニューアルオープンをするコープの前で(まったく余計な情報)初めましてー、となりました。
どうしてウチを見つけてくださったんですか?という似非占い師の質問に、ツイッターでバクネヤングって書いてたでしょ、と答えました。
えー!!!!!似非占い師はびっくりしました。なぜならちょうど前日、似非占い師はバクネヤングにまつわるとある隠密活動を行っていたのです。おまけにそのまた前日、似非占い師をバクネヤング隠密行動に背中を押すものとの遭遇があったのです。
その遭遇したものこそが似非占い師にパペラキュウを教え、そしてバクネヤングにまでたどり着かせたものだったのです。
少年と似非占い師はパペラキュウによって繋がれたといっても過言ではありません!!
(2)ギターを持った少年に続く。