占い人生論

占いは有能ではあるが万能ではない、これが私の占いとの関わり方におけるスタンスです。

そう、尾◯豊が嫌いなのではなく◯崎ファンが苦手だ、長◯剛が嫌いなのではなくて◯渕ファンが苦手だ、齋◯一人が嫌いなのではなくて、◯藤信者が苦手だ、それと同じように(同じなのか?)占いが嫌なのではなくて占いファン、占いのモウシンジャーが嫌だ、ということについ先ほど気づけました。

占いモウシンジャー=占いは万能だ、と思ってる人です。

皆さんご存知のように(知らんか)私がココナラを始めたのは、サイコロ1件とかいちいち振り込んでいただく支払いの煩わしさを回避するためだったので、コネクトロンを既にご存知の方のことしか頭になかったんですよねー。それが意外にもまったくご存知ない方からの依頼も多くて、失礼ながらそういった方に占いモウシンジャーが多かったわけです。

年明けのココナラのメルマガでお薦め占いとして紹介していただいたんですよ。おっ、これは依頼が殺到するかも!とほくそ笑んでいたのですが、実際はそうでもなく(涙)。まーね、だってサービス内容紹介は占いモウシンジャーをブロックするように、と思ってあえて敷居の高い書き方してますんで。
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でもね、こんだけ書いてても「彼氏できますか」「結婚できますか」ってお題を提示される猛者がいるんですよっ。択一という言葉、辞書で調べてみようね♪

そしてそれより手強いのが、幼稚園の子が将来なりたいものとして「お嫁さんかケーキ屋さんかスチュワーデス」というのと同じレベルのものを揚げて来られる方。サイコロ振るまでもなく、どの選択肢にもゴーサイン出ませんよ、だって必然性ないもの。すると、仕事にちゃんと向きあえよ、その考え方甘いよ、ってものを示唆する卦が出るのですが、うっかりそれをバカ正直に答えると、そんなこと聞いてない!って怒られちゃうんですよねー。私も同じ失敗を何度か繰り返してさすがに懲りましたので、最近は慎重に回答してますけど。

さて、本日のテキストはこちら

占い人生論―高木彬光易占集〈4〉 (高木彬光易占集 (4))

占い人生論―高木彬光易占集〈4〉 (高木彬光易占集 (4))

 

これは占いをする人よりも、受ける人に読んでいただきたいですね。冗漫なとこもあるんですけど、決めとなるのはこの2カ所。

占いは、あくまで霊感を激発する手段にすぎない。それを活用する人間の側に、ある心がまえが出来ていないかぎり、どのような名占断を与えられても、それは死物に終わるのである。

霊感というとまたややこしくなるので、インスピレーション、潜在意識の掘りおこし、という表現のほうがしっくりくるかも。

頭ではゴーだと思っているものにダメが出ると、なぜダメなのか、じゃあどうすればいいのか、ってことを考えることになります。サイコロやカードは「考えさせる」ためのきっかけです。それまで頭の中には無かった新たなる選択肢を考えるための呼び水です。私がセッション中にしょっちゅうサイコロ振ってるのは、選択肢を探るためなんです。

占い、それはすべて、人生の方向、運命の道を教える手段にすぎない。
努力と善根、これが占いを活用する手段である。不幸をさけ、幸福をつかむ最後の手段である。これを実践できないようなお方は、たとえその前に、どのような大名人があらわれても、この神秘な武器を活用することは出来ないだろう。

読書メーターのレビューにも書きましたが、結婚できますか?彼氏できますか?という問いは、実は自分の結婚観、異性観、家庭観、幸福感に関わるたいへん大きなテーマです。それを自分の方向性を定める、向きあうこともなしにただ口を開けて待ってるだけって、どんなにいい結果をもらったって受けとめられるはずないんですよ。

占いに問う、ということは、己の価値観、人生観と向きあう、ということなんですよ。口を開けて待ってるだけなら、どんなに苦い薬がやってきても飲み込む覚悟が必要です。あなたの病気を治すにはこのお薬がいいですよー、と処方されたお薬、苦いからと吐き出してばかりいては病気は治りません。だってあなたは治療の手段として薬を飲む、ということを選択されているのですから。薬が嫌だったら違う手段を選択しないとね。

ホテルバイトの話をもっと書け!というリクエストを山のように(ほんとは6通だけ)頂戴しまして、そして「いまぷさんがバイト頑張ってるの見たら私も頑張れる!」というご意見も引き続き多く頂戴してまして、そうか、そうか、ホテルバイトというのはそうもみなさんの何かに触れるものなのだな、と思わされています。

ホテルバイトももちろんサイコロで決めましたよ。怒られまくりで辛い時も、辞めていいですか、と何度サイコロ振ってもゴーサインが出ません。社員さんと泣きながら言い争いした時もですよwww

サイコロさんがそうも言うのなら、ここで得なくてはいけない何かがあるのだろう、と思うしかないじゃないですか!

私より古い人が全員辞めてしまいまして、おまけに現場の責任者だった方(私が唯一素直にその言葉に耳を傾ける人)が年末に入院されまして!!これは一体なんの修業ですか、という状態です。ギリギリの人数でまわしてるので、倒れたもん勝ちってカンジですよ。

昨日は初出勤だったのですが、新年早々目眩がするかなりの人数のお客さまで、きみたちお正月は家で過ごそうよ、ホテルなんかじゃなくて自分の家ですごそうよ、と腹の中で思っていたのはここだけの話にしておいてくださいよっ。グラスは洗浄機さんが洗ってくれますが、拭き上げるのは人手。山のようなグラス、拭いても拭いてもなくならなくて賽の河原で石を積んでいるような気分になりました。単純作業を延々と繰り返すってことは好きだったはずなのですが、グラス拭きにはどうにも喜びを見いだせません。

ホテルバイトで心が躍るのって、調理場でキレイでゴージャスなお料理が仕上がってくのを見る時と、社員さんからサービスの美学のようなものについて語られる時ですかね、いまんとこ。人が自分の美学を熱く語るとこって好きです。美学=大切にしてるもの、つまり宝物ですよ。

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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