風が吹いて儲った桶屋な昨日の私

2015-01-09

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もちろんジョニたんにしてもらいました。いつも眉毛も整えてもらってます。

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問題解決のために穴ぼこを探りに行く、ということをしているわけですが、おまえってなんでもかんでも子どもの時のことを原因にしたがるんやな、という言い方をされることも多々です。

だってほんまにそうなんやからしゃーないやんか。

というのとですね、あえてそうしたほうが解決しやすい、とういのもあります。他者をどうにかすることは出来ません。でも、自分を変えることは出来ます。っつか、自分しか変えられないんですよ。ということは原因は自分の中に見いだしたほうがいいんですよね。

例えば耳鳴り、みなさんご存知のように（知らんか）耳鳴りは霊障なわけですが、耳鳴りを霊障だと思ってたら霊能者に助けを求めざるを得ないわけです。三半規管の異常だよね、と思うなら耳鼻科に行きます。

では、コネクトロンに「耳鳴りで困ってるんです」というご相談を頂戴したならどうするか。霊障でもなく三半規管のトラブルでもなく、違う原因を見つけなくてはいけないわけです。ご相談いただくということは、霊障でもなく三半規管のトラブルでもなく、異なるものを求められている、異なることが原因なのではないか、と思っていらっしゃるからではないのでしょうか。

さ、そこでコネクトロンの問題解決の特徴ですが、感情にフォーカスします、どんな時に耳鳴りになるのよ、耳鳴りになってるせいでどんなデメリットがあるのよ、耳鳴りでなくなったらどんなメリットがあるのよ、耳鳴りになってるときってどんな気持ちなのよ、この４つのポイントを攻めることで手がかりがつかめます。

そしてたどりつくのは、子どもの頃なのですよ（頼むからインナーチャイルドとか言ってくれるな）。傷ついた子どもが姿を現すのはトランス状態の時です。傷ついている子どもを癒せばいいのです。癒す＝ヨシヨシ。傷＝欠落感＝穴ぼこ、穴を埋めたらいいのです、穴ぼことは「欲しかったものが欲しかった時に欲しかった人から貰えなかった」ということです。

穴ぼこが耳鳴りの直接の原因ではないかもしれません、でも、出て来た穴ぼこを埋めることによって耳鳴りが治まるんです。欲しかったものが得られるなら、穴が埋まるなら、自分に足らずの部分を作る必要はないのです。

トランス状態の時に姿を現した傷ついたちっちゃいちゃんに対応することによって、目の前にある問題が解決される、というケースを山のように見たのです。だから私は、問題解決のためにちっちゃいちゃんを癒す、という手段をとることにしたのです。

目の前の問題とちっちゃいちゃんの傷は一見なんの関係も無さそうに見えます。でも、出て来たちっちゃいちゃんの意見は断固として尊重しないといけません。ちっちゃいちゃんの傷がいかに現在の問題につながっているか、それを納得していただく形にすることが、「風が吹けば桶屋が儲る」をすることなんです。すると、目の前の問題を解決する手段としてちっちゃいちゃんを癒す、ということを選択していただけるのです。選択すると、そうなるのです。

長い前フリでした（前フリだったのか。

昨日、私は１２年間どうにも手放せないものを手放しました。手放せないということは、手放さないことにメリットがあるわけですが、何がメリットかを自分ではわかっているつもりでした。そして、デメリットよりメリットを選択しているつもりでした。

長年手放せないものに対して、手放せなかった期間の長さが悔やまれるってことが原因なことも多いですよね。ほんま、私１２年も何してたんやろ、と思うと、バカバカ、私のバカ！と言いたくなるわけですが、なんのための１２年だったのか、と思って真っ先に出て来たのは元配でした。

元配から逃れるために必要だったのだ、と。

では、元配は何のために必要だったのか。

家から逃れるため、と出て来ました。それは十分に自覚があります。富山に戻らなくて済む手段として、私は元配を選択したのです。

では、なぜそうも家から逃れたかったのか。

みなさんご存知のように（知らんか）、私の無力感の根っ子となるのはボコボコにされていた祖母を救えなかったというものですが、昨日出て来たのは、見ていたく無かった、でした。その場に立ち会うことから逃げ出してしまったことの罪悪感でした。救うことが出来なかった、とはまた違うのですね。フィット感、腑に落ち感がまったく違うのです。

私は元配を救うことからも逃げ出してしまった。救えなかった、ではなくて、逃げ出してしまった、という罪悪感です。

メタアウトカムをするなら

１２年ものがあることによって何を得ることが出来たか
↓
元配から逃げることができた
↓
元配があることで何を得られたか
↓
富山から逃げることが出来た
↓
富山から逃げる事で何を得ることが出来たか
↓
祖母がボコにされている場に立ち会わなくて済んだ

です。

でも、逃げるかわりに罪悪感を背負い込んでしまってました。

私はそうも辛かったのだ、おばあちゃんがひどい目にあってるの辛かったよね、見ていたくなかったよね、救えない自分をダメだと思ったよね、逃げ出した自分はダメだと思ってたよね

恒例ベソベソ泣いて（恒例なのかっ）泣きつかれてソファで寝込んでしまったのですが（子どもかっ）、そこにチビがやってきましてですね、泣いてるとこ見つかったらまた「なに泣いとんや」と責められるから普通にしなきゃ、と起き上がろうとしたら、「しんどいんやったら寝とき」と言うのです。いつもはケンに満ちた口調なのに、そのケンがまったく無いのです。私をビクビクオドオドさせるケンが無いのです。

な、なに、これ、と当惑していたら、有り得ない優しさの５連発ぐらいをくらいまして、ほんと私は鳩が豆鉄砲くらったようにポカーンとしてしまいまして、いつもだったらそういう状態もまた責められるのですが、ひたすら優しいのです。

恥ずかしながら私とチビの関係ってＤV夫とその妻以外の何物でもなかったのですね。チビは元配のシャドーでした。元配は祖父や伯父たちのシャドーでした。私は祖父や伯父たちから祖母や伯母を救えなかったのでした。救うことから、守ることから逃げ出したのでした。

おとっつぁん、お粥ができたわよ、と同じ感じで「布団あたためといたからもう寝とき」と言われ、こ、これは一体なんなの？ひょっとして地震でも起きるの？とか思いながら布団に入り、このチビの優しさにはなんの意味があるのか、と考えて出て来たのが、愛されてるなー、でした。

私ってチビから愛されてるなー、と。

愛されてると気づくために必要なことだったのだ

傷つかないと、弱らないと、愛を受け取ることが出来なかったのだ

甘えられない人は人に甘えざるをえない状況に自分を追い込みますが、その手段として病気とかいかんともしがたいトラブルをひっぱってきますが、そうか、こうも愛してくれている人がいる、と気づくためだったのか、私のいろんな困った状況は。

愛されていいんですよ、といつもセッションでは言ってましたが、ゴメンナサイ、これまではほんと口先だけでした。やっと身にしみました、腑に落ちました。

愛されていいんだ

そして

愛されてないと思っていて辛かったよね

思ったように愛されてなくて辛かったよね

愛して欲しかった、というちっちゃいちゃんの声に耳を傾けていただくことによって、愛されていないと思っているがゆえに起きている問題が解消されます。

愛されます。

自分は愛されるに値する存在だ、と思えます。

以上、昨日の私の数時間の出来事でした。拙いテキストでは伝わらないかもしれませんが、ここ数年のチビとの緊張状態を思うと、昨日の状態はほんと奇跡としか言い様のないものだったのです。きっかけとなったのは１２年ものを手放そうと選択したこと。手元に残すメリットより手放すメリットを選択したからです。残すメリットを手放すことに痛みがありましたが、その痛みにフタをしなかったからこそ得られたものだと思います。手放せばもっといいものがやってくる、これも例外がないと改めて思い知らされました。

ビジョン心理学の原則をしつこく揚げておきます。

現在起きている問題は、過去の痛みが変装したものである。
痛みはすべて誤解です。
問題が解決されると、過去にも現在にも理解がもたらされ、未来はもちろんのこと、過去の歴史までよい方向に変わるのです。
幸せな子供時代を取り戻すのに遅すぎることはありません。

幸せな子ども時代を取り戻すために、ちっちゃいちゃんをヨシヨシしてあげてくださいね。

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