女性性を受け入れられないとはどういうことか

遠方からセッションにお越し下さる方、夏休みの交通手段、宿泊施設などそろそろ一杯らしいです。ご予約はお早めに。セッションの予約はとったものの夜行バスが確保できなかった、ホテルがとれなかった、という事例が相次いでオリますゆえ。

産む性である女性が大切にされて当たり前なのに、男性上位になってしまったのはそこに資本主義が入り込んでしまったからだ、というのを読んで膝の皿を割ったのでありました。どの本に書かれてあったのか、読書メーターの過去ログ漁ったけど見つけられなーい。

20代女性さま(Aさん、とします)、セッション後のアンケートにご協力いただきました、ありがとうございます!

1:今回コネクトロンのセッションを受けることを決められたきっかけを教えていただけますでしょうか?

自分の女性性が受け入れられないことから人生に行き詰まっていたり、1年ほど前より家族との関係が息苦しくなり始めていた中・・・

西條ゆきえ様のブログで今庄様の記事を発見しまして、これだ!!!と思い、セッション申し込みを決めました。

自分ではこれ以上どうにもできない状態でしたので、今庄様のお力を借りたいと藁にもすがるような気持ちで。

2:問題解決のためにコネクトロンと比較されたものはありますか?(心療内科、占いなど)

西條ゆきえ様の手相鑑定を受けています。比較というより、手相鑑定を受けたからこそ、幸せになるために今の私にはセッションを受けることが必要だと決意できるきっかになりました。

3:セッションを受けることに不安はありましたか?

不安はありませんでした。むしろ、期待がとても大きかったです。

4:セッション前にあった問題の原因は見つかりましたか?

はい。見つかりました。とても明確になりました。そして、傷の大きさにびっくりしました・・・。

5:セッションは問題解決のお役にたちましたか?

はい。なんとなくですが、原因はこれかな?と思い当たる節はあったのですが、解決方法が分からず、もがき続けていました。ですが、解決方法を具体的に提示いただいたので、前に進める気がしています。

6:コネクトロンのセッションを薦めていただけるなら、どのような方におすすめいただけますか?

「そのままの自分を認めましょう、受け入れましょう」や、「○○を許しましょう」という本やネットからのアドバイスに対して、「出来てたらこんなことになってないわ!!!」という感想を持った方に。
※これをクソバイスといいます

では登場人物の紹介です。
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祖父、父、兄、この男性3人がAさんに自身の女性性を否定させてしまった諸悪の根源の極悪トリオです。

ありがちなケースとして、Aさんも最初はおかあさまとの関係を問題として提示されました。

矢面に立たされるのはやっぱりおかあさん

ま、おかあさまはAさんによっかかってくるようになった。それが重い。でも、おかあさまをそうさせてしまったのは極悪トリオです。
※よそさまのおじいさま、おとうさま、おにいさまを極悪トリオだなんてスイマセン、スイマセン。

女性性とは受け取る力、甘えられるようになること、という意で使っていることが多いですが、つまりは女性ならではの力ってことですよね。自分の女である部分がイヤだったらどうなるか。

子ども産みたくありません。子どもを産むことがデフォルトとなってる結婚も受け入れ難いです。

男子が生まれてくることを望まれていた、私は女の子じゃいけなかったんだ、というのが最初に出てきました。え、おにいちゃん居るじゃない、なんで2人目も男の子じゃないといけないの?と思ったら、長男を本家、次男を分家とするのがおじいさまの希望だったというのですよ。

おとうさまをすっとばしておじいさまですよ。ラスボスの姿が早々に現れました。

おじいさまには引け目のようなものがありました。それを覆すために、家をしっかりとしたものにしたかったのです。が、肝心の息子、つまりAさんのおとうさまがその期待に沿うことが出来なかった。さあ、おじいさまの期待は息子をすっとばして孫であるAさんのおにいさまに向けられます。

期待を背負ったおにいさまは期待に押しつぶされるのではなく、ご自分が男であることのメリットを思う存分に享受なさるのです(好き勝手できる、ともいう)。そしてAさんには、「あなたは女の子だから」という呪いがかけられてしまうのです。

女って損だ、なんておにいちゃんばかり好きなこと出来るのよ!

やりたいことが出来ない、このあきらめはAさんを「やりたいことがわからない病」へとこっそりと罹患させてしまっていたのです。

お仕事にとても力を尽くしていらっしゃいます。でも費やした力に見合った達成感、充実感が得られないのはやりたことをやれている、というものが無いからだったかもしれません。そしてもいっこ原因となるものがありました。

これねー、私も会社員時代にまったく同じものがあったのですが、職場の男性って敵なんですよ。勝負して勝たなきゃいけないんですよ。男に負けるもんか!ってのがあるんですよ。男っていいよね、男ってだけで得なことがいっぱいあるんだから。同期の男性より給与があがった時の喜びよwww

当初は勝ち負けの対象は男性だったのですが、そのうちあらゆる人間関係において勝ちか負けか、って感覚を取り入れてしまってました。あ、これは私の場合ですけどね。とにかく負けたくない、自分が上に立たないと気が済まない。こんなんでまっとうな関係が築けるはずもなく。自分の勝ち負け意識が男を敵視しているためだとわかったのは心理学を学び出してからです。

90分ぐらいまではスイスイ進んだのです。順調すぎて気持ち悪い、と思っていたら案の定その後は大膠着しましてですね!女であることのメリットをどうにもこうにも受け入れていただけなかったのです。

女ならではのことを絶対に経験しなくてはいけない、ということはありませんが、女であることを厭っていては、逃げたいものを残していては、問題は形を変えてやってきます。なぜイヤなのか、イヤなことでどのようにダメージを受けてしまっているのか、という認識は不可欠です。

Aさんに女であることを受け入れ難くさせていたもの、それは「男の子を産まなくてはいけない」というプレッシャーでした。

おじいさまの期待を背負ったおにいさまは結婚して2人のお子様に恵まれます。2人とも女の子です。Aさんからしたら姪御さんです。姪御さんを授かられた義姉さまにおじいさまからの「男の子だったらよかったのに」という言葉が。義姉さまには、男の子を産めなかった、という罪悪感ががっつりとインプットされてしまいました。そしてAさんには、男の子を産まなかったらこんな言葉を投げかけられてしまうのだ、という恐怖が。

ああ、皇太子妃が精神崩壊するのも無理なしか。

もちろん極悪トリオがAさんの女性性を否定した張本人ですが、おかあさまも「あなたは女の子だから」という鉄板フレーズでAさんを縛ってきました。Aさんはそちらのダメージが強いようでした。自分も母と同じように子どもを縛ってしまうのではないか、という不安を強くお持ちでした。

どうにもねー、男性陣から女性性を否定され続けてきたことにお気持ちが向わないのですよ。そこで姪御さんたちにご登場願いました。

現時点で義姉さまは男子を出産できなかった、という罪悪感をお持ちです。その罪悪感は当然姪御さんたちにも引き継がれることでしょう。負の連鎖を絶つためにも、Aさんには女性であることを受け入れていただかなくてはなりません。女性であることの幸せを極悪トリオに見せつけていただかなくてはなりません。ご自身の女性性に全面的な肯定感を持っていただかなくてはなりません。

女性として幸せになっていただきたいです。男性から愛されていただきたいです。男性からの愛を受け入れていただきたいです。

セッション始まる時に最初に提示されたのは、男性からの好意を受け取れない、というものでした。そしてご自身の中にも相手を好きという感情が芽生えてしまうと距離をとってしまうというものが。

お仕事でも勝負意識なしに力を発揮できるようになっていただけるといいですね。そして、やりたいことが「どうせ」出来ないから、と消去法で選んでしまうものではなくて、本当にやりたいこととの巡り会いがありますように。

負い目のために家意識を強くせざるを得なかったおじいさま、おじいさまからの期待に応えられなかったことに罪悪感を抱いてしまっているおとうさま、自分の妻に「男の子が産めなかった」という罪悪感を抱かせてしまったおにいさま、極悪トリオもハッピーではありません。極悪トリオの間に立ってそれぞれの顔色を見ざるを得なかったおかあさまもしんどかったことでしょう。

Aさんが女性性を受け取って幸せになることで、みなを幸せにすることが出来るのです。ステキじゃないですか!!

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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