私は自他ともに認める力持ちなのです。会社の模様替えのときなど、でかくて重いものをひとりで動かして、化け物を見るような目で見られることも珍しくありませんでした。
しかし指の力が弱いのか、固い蓋を開けるとかネジを回すとかは大変苦手なのです。安い組み立て式の家具など組み立てる時は、ネジをうまく回せず泣きそうになってます。
そういうときは（どういう？）男手が欲しいなー、と思いますね。
おまえんとこ、息子がおるやないかい、とおっしゃるそこのあなた。そりゃーチビがいるときはお願いしますけどね。
さて、日々の生活で男手が欲しいな、と思う時。高いとこに手が届かないときもですね。でもそれは、脚立を購入することで解消されました！
脚立のおかげで高いところの掃除が苦ではなくなりました♪男の人に頼らなくても大丈夫です。
いえ、大丈夫ではありません（どっちやねん。
なんでも自分で出来るようになってしまうと、人に頼るということができなくなるのでダメです！！なんでも自分でできる女子が男性から言われてしまう台詞、「君は僕がいなくても大丈夫だよね」ですっ。
大丈夫ではありません（どっちry。
ジェンダーやフェミに意識的であらねばならない昨今、弱い女子をアピールしていてはダメです。自分でできる力は獲得しないと、アンモナイト。
今日はいったい何の話やねん、と思っているそこのあなた、お持たせしました、本題です。
背が高い人が好みなのはなぜ？
みなさんご存知の鉄板質問（知ってるよね！）、「パートナーに求める３つの要素（かつては”異性に求める”としていましたが、いまやパートナーは異性だけではありませんからね）」。
とある女性、３つの要素に対して
１：顔
２：経済力
３：身長 と答えられました。
１と３が外観に関するものです。ちなみにご本人さんもグッドルッキンです。
これはおとうさんかおかあさんのルックスについて触れることになるのかな？と勝手に思っていたら。
ら。
身長が低いため、高いところに手が届かないことが小さい頃から多かったそうです。
誰かに頼らないといけませんね。
が。
この方は人に頼るということができなかったのです。
手が届かない場合はどうなるか。
あきらめるしかなかったのです。
この方の問題は「あきらめてしまう」でした。
高いところに手が届かない
↓
頼めない
↓
あきらめる
これはあきらめ癖のひとつの現象でしかありませんが、実に的確に問題を表していると思われませんか？
鶏が先か、卵が先か、あきらめ癖が身長の問題へとすり替わっているのです。
高いところに手が届かなかったとき、気軽に頼むことが出来ることをパートナーに求めていらっしゃるのです。
気軽に頼めること、です。身長の如何ではないのです。
＊
あ、お正月のこと思い出した。
母を訪ねた帰り、必要なものがあって市場の１００均ショップに入ったのです。
お年玉をもらったのでしょう、低学年と思しき兄妹が店内を物色していました。
届けへんなー、という声がしたので
なに、どれが欲しいん？取ったろか？と声をかけました。
あの手錠
と、お兄ちゃんが見上げたところにはおもちゃの手錠とピストルのセットがありました。
ほら、と取って渡しました。
ありがとー
横で妹のほうがモジモジしています。
あんたはどれが欲しいん？
お人形
やはり子供にはとても手が届かない高さのところに、バービーのような人形が吊り下げられていました。
ピンクの洋服のと、ブルーの洋服の、２種類ありました。
ピンクと水色、２つあるよ、と手渡したところ、どっちにしようかな、と悩んでいます。
両方買ったらええやん、と言ったら
そうする、と即決です。２体のバービーを抱えて、お兄ちゃんは手錠とピストルを持ってレジに向かいました。
家に帰っておかあさんから、あんた同じもん２つも買って！と怒られませんように。
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