頭痛・息苦しさ・めまいでお困りの方へ

これ⬇︎の続き。

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みなさんご存知のように(知らんか)私は多発性硬化症持ちです(持ちって)。

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この病気の仕組みを超簡単に説明しますと。

脊髄の中には神経が走ってます。その神経を束ねている神経鞘なるものがあるのですが、それが炎症をおこして剥がれてしまうのです。そのはがれた部分の神経が司っている臓器がダメージをくらうのです。

私はたまたま左半身にばかり症状がでましたが、これが肺を司っている神経がやられたら呼吸ができなくなるし、心臓を司っている神経だったら心臓が止まるのです。

実は怖いのです。

神経痛というのは神経が痛むから神経痛なのです。

ではなぜ神経が痛む(ダメージをくらう)のか。

大雑把にいいますと、神経は脊髄の中を走っていて、脊椎の隙間からでて全身にその枝をひろげています。

背骨と総称されるもの、頚椎、胸椎、腰椎、仙椎、これらを構成する椎骨が本来あるべき場所からずれてしまうと、神経を痛めてしまうことになりかねないのです。

どこの神経もどこの骨も大切ですが、頚椎は脳に近いですし、重要な神経が固まっています。なので頚椎をやられるとダメージがでかいのです。

ちなみに寝違えというのは、寝ている間にやらかしてしまう頚椎捻挫です。

怖い、怖いよ、頚椎捻挫!!

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椎骨の逸脱は場所を選びません。

胸椎で起きれば、呼吸が苦しくなる。

姿勢の悪い方、お気をつけて。

頚椎捻挫による頭痛と、胸椎捻挫による呼吸困難、これが非常に多いのです。

頭が頭痛といって(ほら、ほら、突っ込んでね!)脳神経外科に行き倒したけど治らない、なんのこっちゃない頚椎捻挫でした。

息が苦しくて駅の階段を登れない、これは胸椎の歪みでした。

私もかつてどこにいっても治らない呼吸困難がありましたが、原因は姿勢の悪さでした。

ちなみに不登校の原因となっていることが多い起立性調節障害も、頚椎の異常によるものです。

私もたまに治療に立ち会わせていただきますが、みなさん自分の背中なんて見たことないでしょ?背骨、びっくりするくらいガタガタですよ。

脊髄から枝を伸ばす神経はそれは広く全身をカバーしていますので、背骨から遠く離れた部位の病症も背骨を触ることによって治るケースも少なくありません。

小さい頃の記憶にない怪我、すぐに治ったから大丈夫と思っている怪我、いったんずれた骨はそうそう元の場所には戻りません。日常生活に支障はなくても、積もり積もったズレが忘れた頃に悪さをするのです。

経絡治療脉診流氣鍼医術では、独自の診断法により背骨(督脈といいます)のダメージ部分を見つけ、痛くない鍼で治療を行います。

脳神経外科で治らない頭痛、呼吸器科でも治らない息苦しさ、耳鼻科にいっても治らないめまいなどでお困りの方、ぜひご相談ください。

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