TODAY'S CONTENTS
1:同じ、同じ!
2:「母の娘」を捨てる日まで
1:同じ、同じ!
これは映画化もされましたが、それがちょっと意外でして。
「毒親」上等、「機能不全家庭」の物語、たいへん多いですよね。
比較するものでもありませんがもっと壮絶なケース、もっと画力のある作品、他にいくらでもあるでしょうに、なぜこの作品が注目を浴びたのかそれがイマイチフルイチわからなかったのです。
そしてレビューの「同じ、同じ!」「ウチだけじゃなかったんだ」「おおっぴらにしてよかったんだ」等々、それを読んでそうもみなさん自分のことは言えないんだなと己の過剰な自己開示は”普通”じゃなかったんだと思わされました。
確かに漫画という手段を持てる人は多くはないでしょう。
しかしきょうび、ネットの匿名性は懺悔の部屋もしくは「王様の耳はロバの耳」を心置きなくさせてくれる場所と思っていたので、それを活用できない人がいることが驚きでした。
私って〜だったんだ、と発露できない人にとって「同じ、同じ!」と感じさせてもらえることは救われる手段ではないかと。
2:「母の娘」を捨てる日まで
小説投稿サイト「エブリスタ」というものがあります。
そこに投稿されている作品をひとつ紹介させてください。
marino.さん(https://estar.jp/users/664412938)という方の
「母の娘」を捨てる日まで(https://estar.jp/novels/25863035)
きっとどなたかの”同じ、同じ!”になると思います。
どうぞ、ご一読を(完結してません、連載中です。