↓これの続き
4)捨てられたのは誰のせい?
ハイアーさんがコネクトロンを訪ねてくださった元々のお悩みはお仕事のことでした。
それは強い意志で目指す方向に進まれてきた。
コロナの影響もありますが、ここにきてちょっと停滞した。
その原因として、夫さんの顔色をうかがってしまう、それは男性が怖いからだ、ということがわかりましたが。
が。
私がやりたいと言ったら何が何でもやってしまうということを家族はわかっている
と、おっしゃるのですよ。
ええ、確かに。この数年間、家事や育児と並行して資格試験に向けて爆進されてきた。
それだけの勢いがあって、なぜ夫さんの顔色をうかがってやりたいことが思い通りにできていない状態になっているのか。
なぜ、私はやりたいようにやるんだ、できるんだ!とドヤらないのか。
ハイアーさんは”捨てられた”子です。
誰にも頼ることができませんでした。
頼ることができないから、ひとりでも生きていけるように、と技術を身につけられました。
選択肢はそれしかなかったのです、ひとりで頑張るということしか。
つまり「頑張れる力」というのは、ハイアーさんにとってはハッピーなものではないのです。
痛みを伴うものなのです。
頑張り続けて、資格もとって、さあもう少しだ、というところで張り詰めていたものが緩んでしまったかのようですね。
「頑張る」の底にあった痛みが声を上げ出した。
しんどかったよ、と。
助けて欲しかったよ、と。
頼りたかったよ、と。
男は怖いというのは間違った刷り込みだった。
怖いのは”男”ではなく”お父さん”だった。
捨てられたのは”お父さん”のせいだった。
これまでに受けてきた仕打ちの原因を作ったのはお父さんだった。
それが明確になることで、痛みを推進力としていたと思っていたけど、頑張れたのは元々の自分の力があったからだ、と気づいていただけるのではないでしょうか。
能天気な子供時代を過ごすことはできなかったけど、欲しいものは自分で掴めるんだという法則を手に入れられた。
能天気すら、ご自分の選択で掴むことができるでしょう。
やりたいことをやりたいようにやる、とは、誰にも頼れないということではありません。
これからは頼れる人に頼って、やりたいことをどんどんやっていってください。
頼っていいんですよ。
頼れなくてしんどかったよね。
丶(・ω・`) ヨシヨシ