精神科医のきたやまおさむが、共有することと視線について触れていました。
2万枚の浮世絵にあった450組の母子像が、見つめ合うのではなく同じ対象を共に眺めていた、ってのが興味深いデータです。
そう、赤ちゃんと親って向き合ってないんですよね。
乳母車でもバギーにでも乗ってる時ってお母さん(お父さん)と向き合ってないですよね。
進む方向を一緒に見てますよね。
向き合うときはもちろん必要ですが、向き合うばかりでは進めないということでしょう。
どこに行くか、何を目指すか、それがなかったら向き合ってしまう。
互いのアラばかり目についてしまうかも。
パートナーシップにおいても、どうなりたいか、という行き先を持つことは大切でしょう。
その行き先を目指して、二人で手を取り合って、もしくはお尻を叩き合って進めばいいのです。