20代の女性会社員。寂しさに悩んでいます。
この寂しさとどう向き合っていけばいいのでしょうか。(神奈川・T子)
寂しいってなかなか人には言えないですね。出さざるを得なくなるほど人恋しくなっていらしゃるのかな。
気になるポイント3つ。
・親御さんや地元の友人たちとは反りが合わなかったとのことですが、上京後は人間関係を築いていらっしゃるようなので壁を作っていらっしゃるわけではない。
・上京後にできた友人たちからも距離を置いたのはなぜ?
・弱った時に立ち直るための人間関係がないと思っていらっしゃるのは、元気な時に一緒に楽しむ相手はいるのかな?
これだけ見るとですね、頼ったり甘えたりができない方なのかな?という印象です。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「コントロール」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「インスピレーション」
・現状「運命の輪」
「運命の輪」は行動を起こすべき時。
何の行動を?
頼ったり甘えたりすることができる人間関係を築くための。
甘えることができない人は、甘えざるを得ない状況に自分を追い込むと言われます、例えば病気のように。
頼らない人、頑張るばっかりの人は、余程どうしようもない病気ならないと頼るということができません。
頼る、甘えるとは相手を信頼して自分を委ねること。
頼れない人、甘えられない人は他者を信用していません。
ではなぜ相談者さんはそうなってしまったのか。
それが反りが合わなかったというご両親ゆえというのは想像に難くないですね。
鎧を身につけたまま大人になってしまわれた、その鎧は自分を守るためのものだったけど、反対に人と距離を置くものともなってしまった。
ずっと鎧を着ていた人にいきなり「甘えなさい」「頼りなさい」と言ってもできるわけないですよね、では、どうすればいいか。
それはですねー。
何かを新たに習うこと、です。
知らないことを習うには、当然教えを乞わなくてはなりません。
できないことは頼らなくてはなりません。
知らないことだからできなくて当たり前です。
ヘタに知ってること、すでに出来てることだと、うまくやらなくてはならない、というプレッシャーの方が大きくなるので、これまでのご自分とは縁遠ければ縁遠いものほどいいです。
瓢箪からコマで、やってみたら楽しかった、となれば儲け物。
それこそ新しい人間関係が出来ちゃいますよね。
乾いたスポンジに水が吸い込まれていくように、いろんなものを吸収されていくのではないでしょうか。
楽しみですやん!
そういえば寂しい時もあったよね、と過去を懐かしむことができるようになりますように。
回答です。
ああ、そうか、近くなったら遠ざけてしまうのかもしれませんね。それも邪魔しているのは鎧。
滝詣連続515日目(2022/01/09現在)
芋洗いどころではない人出、そうか世間は三連休か。フル装備の熟年だらけ。お金もってんだなあと思う浅ましい私を許してください。