40代の女性。80代の父は母と2人暮らしですが、重い病気になり母が介護しています。
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父に穏やかに暮らしてもらいたい。昔のように仲良く暮らす両親に戻ってほしい。そして長生きをしてほしいのです。娘の私にできることはありますか。(神奈川・T子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220308-OYT8T50062/
クソオヤジほっとけ!とならぬところに、ご家族の本来の仲の良さがうかがえます。
ご病気加齢とともに本来の人格が失われていく様は悲しいものですね。
まず守らなくてはならないのはお母様の健康でしょう。そのために相談者さんが何ができるか。
これも専門家に相談すれば何らかの解決策が提案されそうですが、要介護でなければ福祉の助けは得られないということなのでしょうか。
私にもちょっといい案が思いつきません。カード開いてみましょう(サイコロだったら良かったのに、というのが正直なところ。
・ブロックしているもの「ビリーフ」
・では、どうするか「許し」
・得られるもの「ヴィジョン」
・現状「吊るし人」
目指すものはヴィジョン、素晴らしい未来。お父様とお母様に昔のように仲良く穏やかに暮らしていただけること。
そのためにはどうするか。
お父様の生命力を信じて、お父様の望むようにさせてあげてみてはどうでしょうか。
お父様は禁止されていることに反発しているだけ。制限の多い毎日でストレスと相談者さんもおっしゃっているように、禁止がなければ自ずと節制をされるかも。
身体が自然と必要ないものは欲しなくなるかも。
心配ゆえについ説得に走ってしまうのはやむなしですが、やけっぱちの飲酒より美味しく飲んでいただける方がいいのでは。
病気になってしんどかったのだ、との思いを素直に吐露していただけるやもしれませんよ。
何よりお母さまに休息していただけるように、福祉か外部サービスを利用することを探っていただくべきかと。
回答は久田恵(作家)さん。
ですよねー、お医者さんから言われたことは何としても守らなくては、と気負ってしまいますよね。それが患者にとってすごいストレスになるってことか。加減をみて調節することが双方にとって必要なのでしょう。
実は難しかった。決め手になったのはビリーフとヴィジョンのカードでした。