50代の女性。子ども2人は独立し、夫と義父母の4人暮らしです。同居して30年。円満な生活だったとは言えず、誰の介護もしたくありません。
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とはいえ、やりきれない恨みがあり、もう何かしてあげたいとは思えません。今後、義父母の介護が想定されますが、手を貸さなければいけませんか。(香川・U子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220805-OYT8T50037/
50代といえばまだお若いのに、銃後の母を育てる明治以来のシステムにしっかりと組み込まれたがゆえに、せっかくの才能を無給で婚家のために無駄遣いせざるを得なかったって悲しすぎます。
権利というのはあって当たり前のものですが、勝ち取るための手間隙を費やさないといけないというのはなんだかねえ 、ですね。
が、せっかくの権利はしっかりと行使しないと、ダイナマイト!!
権利=介護の拒否権、夫婦の財産の半分は妻のもの
介護をあてにされているならば、相談者さんの方が選択権がある強い立場でしょう。
今日はサイコロです。
山水蒙の3爻
勿用取女/見金夫/不有躬/无攸利
経済力にだけ魅かれているようでは身を保つことができない
未来を示す之卦は山風蠱、先代からの腐敗を子が正す
解決策を示す互卦は地雷復、芽吹くための備を始めるべし
「手を貸さなければいけませんか」というお尋ねに対しては、断固として「ノー」です。
ではどうするか。
これは介護に手を出すかどうかというだけの問題ではありません。
相談者さんが踏みにじられてきたものを取り戻すことが必要です。
>この年で離婚しても仕方なく、義父母と暮らしていたから子どもを人並みに育て、最低限の生活ができたとの思いもあります。
↑このような考えは不要です。「誰のおかげでこれまで曲がりなりにも家がその形を保とったんや」ぐらいのお気持ちを保たれることが絶賛オススメ。
それはつまりセルフイメージです。
家にとってかけがえのない大切な私、ご自身をそのように扱えば周囲も同じく大切な存在と認めてくれることでしょう。
恨みがあるから介護をしない、ではなく、自分の能力に見合ったことをやっていく、力の無駄遣いはしない、そんなイメージで今後を進めていかれるのがよろしいかと。
回答は最相葉月(ライター)さん。
婚家にはもう十分尽くしました。これからはご自分のために生きてください。もし夫が頭を下げてきたら、その時初めて温情を施せばよいのです。お子さんたちはあなたの援軍ですよ。
自分は稼ぐ力がないから、と思い込まされて、稼ぐ力のない婚家のいいようにされているというケースの多いことよ。
コロナ闘病記〜ちょっと食べれるようになったら1キロ増えました。やだ。自粛期間は今日で終了ですが、外を歩くとフラフラして暑さにやられて発熱しそうで怖いです。あとは椅子に座ってられる時間を増やさなくては。机に向かうことができないと仕事にならん。