主旨)人生案内をネタに好き勝手を書く
70代の無職女性。夫と2人暮らしです。近くに一人息子が家庭を持って住んでいます。同居していた40代の独身の娘を3年前に病気で亡くしました。5年間の闘病生活でした。
・娘は小さい頃から仲間外れにされることが多く、友達も少なかった
・1人で本を読んでばかり、親に甘えることもなく手がかからない子だった
・短大を卒業し会社に入っても適応できず、長続きしなかった
・かわいそうだと思う一方、疎ましく思うこともあった
・親子の触れ合いがあまりなかった気がする
・他の親は子どもに一生懸命尽くすのに私はなんて薄情なんだろうと後悔の日々
娘は、最後の日々に何一つ文句も言わず、普通の態度で過ごしました。何か言いたいことがあったはずではと後悔ばかり。今後どんな気持ちで生きていけばよいですか。(岩手・R子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
何をいっても気休めにしかならないかとは思いますが、最近見つけたセリフを紹介させてください。
出典を失念してしまいましたが、片付けられない女性が汚部屋から脱却できたというお話です。
寮だったかアパートだったか、とにかく借りているお部屋で水漏れだったかなんか、設備の不具合が発生。管理している人に見てもらわなくてはならない。
大家さん(老齢女性)に来てもらうことになったけど、散らかった部屋を見られるのが恥ずかしい。大家さんに言い訳しながら玄関前でモジモジしているとこに大家さんからこんな言葉が。
恥ずかしいって思えるのはいいことよ
この言葉で作者は「人生が変わった」と書いてます。
恥も感じられなくなったら終わり、恥ずかしいと思える気持ちがあるということは、どうすればいいか、何が大切かがわかっているということなのでしょう。
人は2度死ぬ、と言いますよね。
1度目は肉体的に死んだ時、2度目は忘れられてしまった時。
相談者さんにとっては気持ちがしんどくなるものかもしれませんが、「悔い」という思いは娘さんがそれだけ大切だったということ、その思いを手放す必要はないのではないでしょうか。
回答者は海原純子(心療内科医)です。
娘さんにできなかったことをボランティアか何かに生かすこともできるかもしれません。無理のない範囲で自分も楽しく、周りの人も楽しめる活動ができないか考えてみてはと思います。
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