↓これの続き
1)お母さんは沢村貞子
さて、ちょっと過去記事の復習をお願いいたします。
◯◯たいこと、ほんとに◯◯てると思ってるんですか?
この○○にはいくつかバリエーションがありまして。
言○たいこと
や○たいこと
あ、いくつか、って書いたけど2つしかなかった。
類似品として
「うまくいってると思ってる」ってのがあります。
共通するものは「思ってる」です。
「思おうとしている」のほうが、もっといいかな。
つまりは、「うまくいってんだよ、問題ないんだよ」という言い聞かせです。
ダイジョブ、ダイジョブ
平気、平気
問題ない、問題ない
気にすんな
![](https://connectron.love/wp-content/uploads/2023/11/heart-742712_1280.jpg)
ガラスにヒビが入ってても気にすんな
言いたいこと言えてないけど気にすんな
やりたいこと全部できてなくても気にすんな
ちょっとはできてるだろ?
少しじゃなくてもやらせてもらえてるだろ?
これ、これ。
つまりは、貰えたもので貰えてないものを相殺しようとしているのです。
ハルコさんはまさに、これをなさっていました。
されたことと、してもらったこと、相殺できないの知ってるよね??
相殺しろと言われて相殺できますか?
愛されてる、大切にされてる、と言葉を重ねられるハルコさん。
しかし、言い聞かせってのはボロが出るんすよね、ポロッと本音が。
本音というのは、言いたいのに言えなかった文句。
夫さんの非寛容な部分が見えてきました。
夫さんが寛容でいてくれるのは、枠からはみ出していないとき。
夫さんが設定した枠からはみ出た場合は、責められる。
息子さんが夫さんから厳しくあたられているのは、枠からはみ出てしまっているからです。
つまり。
ハルコさんや長女さんは、枠からはみ出していないのです。
枠からはみ出してはいけない、と必死で制御されているのです。
枠からはみ出ると、お仕置きが待っている。
はみ出してはいけない。
枠の中に収まっている「いい子」には、夫さんからご褒美があります。
愛というご褒美が。
条件付きの愛というご褒美が。
続きます。