中2娘にまとわりつく友達[読売新聞人生案内/20231122分]

主旨)人生案内をネタに好き勝手書く

40代の会社員女性。中学2年の娘のことで相談です。娘の同学年の女の子が、わがままで、ウソが多く、空気が読めないこともあって、クラスや部活で浮いているそうです。

・「つらい思いをしている子がいたら話しかけるようにしなさい、困ったことになったら母が守る」と普段から娘に言い聞かせていた
・そのため娘は小四の時にその友達に話しかけるようになり、以来まとわりつかれている
・毎日一方的に話しかけられ、抱きつかれたりするそう
・その友達は中学でも居場所がなく、学級も違うのにエスカレートしてきてつらいと娘が最近訴えてきた
・やめてほしいとその友人に伝えても、聞いてもらえないそう

娘を守れていなかったことに最近気づき、申し訳ない気持ちでいっぱいです。親としてどう対処すればいいですか。(福井・A子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

相談者さんの想いは尊いですね。そこまで言える親はそういません(もちろん、私も。

困っている人を助けるのは誰にも否定できないことですが、「助ける=自分の犠牲」になってると困りますね。

っつか、なりがち。

娘さんよりも、娘を守ってやれなかったと自分を責めていらっしゃる相談者さんが心配です。

今日はカードに尋ねてみます。

・ブロックしているもの「無価値感」

自分のやっていること/自分には価値がない、という思い込み

・では、どうするか「コミュニケーション」

自分の”気持ち”を相手に伝える、伝わったかどうかちゃんと確認する

・得られるもの「喜び」

多くの人が寄ってくる、人の輪の中心になれる

・現状「悪魔の逆位置」

自分にとってほんとに有効なものを選択できる

カードを参考に、いまぷ ならこう答える

さ、みなさんご唱和ください。

他者に心配をするのは、自分の心配を解消するためなのさ

改稿:人の心配は何のためにするか

「人のため」は「自分のため」なのさ

誰のため?自分のためでしょ

相変わらず唱和しにくいフレーズで困りますね。

相談文を読んだとき、クリスチャンなのかなと思っちゃいました。

大人のしてあげられることと、子供のそれとは分量が違います。

大人はつい、自分が子どもだった頃のことを忘れて、大人としての今の自分ができることを子どもに求めてしまいます。

できなかったら「母が守る」となったのでしょうね。

相談者さんがご自分に求めているもの、課しているものがちょっと重すぎなんじゃないのかな、という印象です。

なぜそうなってしまったのか。

誰を助けたくて助けられなかったのか。

誰に、何に、助けてあげなさいとインプットされたのか。

他者への貢献や犠牲がなくたって、相談者さんの周りには人が寄ってきますよ。

相談者さんが思うところの、他者の「ため」に、それが何かを埋めるための補償行為ではなったのか、念のために掘り下げてみてください。

気づけたことで、娘さんを守るために何をすればいいかがわかるでしょう。

回答は大日向雅美(大学学長)さんです。

他者に優しくすることと自分をいたわることとのバランスをどうとるかはとても難しく、答えは一つではありません。友人のように人間関係や理解力などに少し問題があると思われる場合はなおのことです。娘さんと一緒に悩み考えてあげてください。それが娘さんを守るという約束を果たすことでもあると思います。

 子どもは親にちょっと逆らうぐらいがいいよ、親の価値観を鵜呑みにするんじゃなくて。親が立派すぎると、ウノミちゃんになっちゃうんだな。

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