劇団四季&石田組

私には不似合いな公演に続けて足を運んでまいりました。

劇団四季

5月25日(土)@京都劇場

劇団四季
『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]

アンドリュー・ロイド・ウェーバー作曲のロック・オペラ。ずーっと観たかったんですよ。でも劇団四季ってのが敷居が高くて。チケットの購入の仕方もよくわかんないし。

しかし、これが今世最後の機会かもしらんと思って、行ってきました。

京都劇場、でかい!
現在の京都駅ができた時は、その威容に圧倒されましたが、こんな劇場が中にあるんだもの、そりゃでかいわ。

チケット予約するとき、覗いた日時どれもほとんど満席。
劇団四季の代表だった浅利慶太氏は、とにかく劇団員が食えるように、経営的に成り立つ組織であることを目指されたそうだけど、こんだけの劇場をいつも満席にするってすごいよね。
舞台の転換の速さ、そして群舞っていうの?(正しくはアンサンブルというらしい)メイン級を食っちゃうね。これが四季の底力なんだなあ。

でもね。
見終わって思ったこと正直に書いていいですか。
やっぱ「TOMMY」ってすごいよね!(待て、こら。

なんたって私をロックの沼に引き摺り込んだ張本人だから、TOMMYは。
キリストは裏切り者によって磔刑となったけど、TOMMYは(もう、いい、やめろ。

石田組

6月2日(日)@フェスティバル・ホール

石田組 結成10周年ツアー 

めっちゃ正直に白状するけど、呆れんとってね。
多分、多分ね、酔ってる時にチケット取ったんやと思う。記憶にないんですわ。
石田泰尚ってあの強面のルックスはよく見かけるけど、どんな人か全然知らん。

ぴあから、さっさとチケット引き取りなさい、というメッセージが来て予約しているということが判明。これも何かのお導き(違)、行ってくるか。

私が知らないだけで、めっちゃ人気者なんですね。今年は武道館公演も控えているそうで。
クラシックのコンサート自体あまり体験ないのだけど、弦楽アンサンブルなんて初めて。席についてから、これはクシャミも咳も絶対にあかんやつやと気づきました。

総勢13名、ステージ上でU字型に並びます。お尻しか見えない奏者も。
なんで?って一瞬思ったけど、そうか、指揮者がいないから、全員を視野に入れるようにしておかなくてはいけないのかと気づく。
石田氏の目配せや弓での指示が頻繁に。

お茶目なMCでサービス満点。これは人気でるわ。
メンバーはそうそうたるキャリアの方ばかりのようで、この音に至るまでの研鑽の積み重ねを思うと、芸術や文化を育てるってマンパワーもお金も途方もなくかかるものなのだなあ、税金の無駄遣いとかしてる場合違うやん!となってしまいましたよ。

音のうねりに、私はつい体が動いちゃったけど、周囲は当然のように微動すらなく。
公演後のTwitterを見たら、興奮冷めやらずというツイートがいっぱい。
物販で稼がなくてはいけないのは、どのジャンルも同じのようです。
音楽をやる人が、音楽で食っていけるように、音楽を楽しむことにお金を出せる余裕のある社会じゃないとね。

と、なんだか世知辛いことを考えさせられたのでありました。

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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