続：ビリーフの見つけ方

まずは復習を。

ビリーフの見つけ方

過去からの固定した考え方であり、
自分の世界を形作り、
行動に影響を与えるもの
by　チャック・スペザーノ

人は自分が持っているビリーフのとおりに世界を作る、と言われています。
始めにビリーフありき、なのです。

自分を対象としたビリーフ、役割やセルフイメージといってもいいですが、周囲の人々はあなたがもっているビリーフ・役割に従ってあなたを扱います。

ではあなたがどんなビリーフを持っているのか、それを探りにいきましょう。

３Ｄ言葉ってありますよね、「でも・どうせ・だって」、自己否定界の御三家です、花の中三トリオです。でもが西城秀樹でどうせが野口五郎でだってが郷ひろみです。でもが桜田淳子でどうせが森昌子でだってが山口百恵です。

あなたを３Ｄ言葉で現すとするならどうなりますか？私だったらですね、「へなちょこ」です。

でも私なんてへなちょこだし

私なんてどうせへなちょこだし

だって私なんてへなちょこだし

３Ｄ言葉はその後に「だから出来ない」というものを伴います。３Ｄ言葉と「出来ない」はセットです、ニコイチです、漫才コンビです。３Ｄ言葉がボケならば「出来ない」は突っ込みです。

たとえば横山やすしが「どうせわしなんか鮎川誠ににた男前やさかいな」と言ったなら西川きよしが、「だからあんたは嫁はんひとりで満足でけへんねんな、べっぴんさんがようさん群がってくるからな」となるのです（めっちゃ無理のある例えですね、スイマセン、スイマセン。

へなちょこな私が出来ないこと、それは頑張ることです、私は頑張れないのです、だってへなちょこだから。

頑張れよ、と言われても頑張れないのです。

頑張れと言われて頑張れますか

世界は自分が持っているビリーフのとおりにその姿を現しています。ビリーフは映写機と言われています。だったら上映する映画を違うものに変えたらいいのですよ。ビリーフを変えたらいいのですよ。へなちょこなヒロインが主演の映画じゃなくて、壁に立ち向かっていく強いヒロインを主役にしたらいいのです。
※ググったらこんなのあった
壁は自分でぶち壊す！最強ヒロイン
しかしどれも見た事がないという

さて、ここからがビリーフの便利なところです（便利なのか？

ビリーフは書き換えることができます。そもそもビリーフはヨソから植え付けられたものです、本来の自分ではありません。なので自分の骨格としてのビリーフを後から植え付けられたものではなくて持って生まれた善きもの、もしくはこうなりたいと思う理想に変えればいいのです。

そして、いらんビリーフを植え付けたのは誰なのか、その見極めをすることがたいへん有効です。私は誰のせいで自分のことをへなちょこだと思ってしまったのか、思わされてしまったのか。

私のことをへなちょこだと言ったのは誰だったか、頑張れないお前はダメだと言ったのは誰だったか。

その人は私にその人のイメージするところの頑張りを私に求めたのです。でも私はそれができなかったのです。なので頑張れない自分はダメだ、へなちょこだ、と思ってしまったのです。ここでもひとつ、その頑張りが本当に必要なものだったのかどうか、ということもあります。必要ないものを求められたって出来るはずないのです。ここでそれが出来てしまう人は、己を燃やし尽くすことしかできない人、萌え尽くせない自分はダメなんだ、となってしまいます。

卵が先かニワトリが先か、ビリーフが先にありき、です。へなちょこな自分にはへなちょこな自分にふさわしい環境が用意されます。お好きな方には、そういう環境を引寄せる、という言い方が喜ばれることでしょうね。

へなちょこにふさわしい環境とはなにか、へなちょこが頑張れないもの、頑張っても挫折しちゃうもの、そしてどうせ私はへなちょこなんだ、と思わせてしまうものです。

では、へなちょこというビリーフから解放されたらどうなるか、へなちょこと思わなくて済む環境を「引寄せ」ます。頑張れます、成果を出せます、最後までやれます、たとえ出来なくても力を尽くせた、と満足できます。

自分がやったことに対して、足らずの部分にばかり目を向けるのではなくて、達成できた部分に目を向けることが出来るようになります。

やれてるやん、出来たじゃん、そうなれたらもうへなちょこではありません。

さ、あなたの中にはどんなビリーフ（３Ｄ言葉）がありますか？後からインプットされた余計なものと、本来の自分を切り離しましょう。そのやり方は、クチではよう言わんので、どうぞコネクトロンにお越しくださいませ（こらーっっっっ。