TODAY'S CONTENTS
1:来客
2:バービーちゃん
3:電話に出ないとどうなる
4:文鳥さまには見せる顔
5:違和感の正体
6:死にたくなった後どうした?
1:来客
昨夜、そろそろ寝ようかなというところにご近所さんが拙宅を訪ねてくださいました。献血ルームでご縁がつながった方で、たまたま近所にお住まいだということがわかってからのお付き合いです。
3時間弱の滞在でしたが、その間の会話で気づかされることがいくつかあったので紹介させてください。
2:バービーちゃん
お知り合いの方が結婚決まったそうなのですよ。いかに素敵なお友達であるかを熱く語ってくださいました。
そのお知り合い、ちょっとガタイのいい女性なのだそうです。
ちょっとガタイいいんだけどすごいお仕事できるの
ちょっとガタイいいんだけど結婚相手の方すごいステキなの
等々
既視感がありました、それがこちら。
https://tver.jp/corner/f0084151
たまたま前日に見てたのですが、同じモヤモヤがあったのです。
〜だけど実は***なんだよ
このフォーマットの表現がバービーさんに対して投げかけられることが何回かあったのです。
〜は容姿に関すること、***は有能さなどへの褒め言葉です。
〜であることと***には何の因果もありません、これはいわば論理の崩壊です。
”ガタイがいい”が”〜”、”仕事ができる”が”***”です。
これがあまりに続くので我慢できなくなりました。
そしてその場でセブンルールを見てもらいました。
そんなこと本人に直接言わないわよ、とおっしゃいましたが、そりゃそうですが、でも本人がいないところでは本音が出るのです。
それは”〜”だったら”***”ではない、という誤った決めつけ、ビリーフと言ってもいいでしょうか。
ガタイいいねん、ほんでダンナさんステキやねん、これでいいやん、”けど”ってつけんでいいやん。
他意はなかったとしても、印象が変わると思いませんか?
え、私だけ?重箱の隅をつつきすぎですか、そうですか。
3:電話に出ないとどうなる
来客さん、夜は電話に出ないそうなのです(ちなみに固定電話しかない)。
夜は電話しないで、と周囲に伝えているにも関わらずかけてくる人が一人いらっしゃるそう。
電話に出ないんですって。
電話をとったら「夜に電話線とって、って言うてるやないの!」と怒ってしまいそうだから。
怒るの嫌やん、だから出ないの、って。
電話に出なくても、かかってきたことによって感情が害されてるのに変わりはないじゃないですか。
出て言うたらいいやん、電話せんとってって言ってるやろ!って。言わんかったらこれからもずっとかかってくるやん。ほんで夜は電話線抜いてたらいいやん。
感情を露わにすること、文句を言うこと、怒ることへの強い抵抗がありました。
怒るって自分が大切にしてるものを損なわれたことへの正当な抗議だよ、と持論をぶちました。
4:文鳥さまには見せる顔
来客さんがいらっしゃる間、文鳥さまはケージから出してました。
文鳥さまなりの愛情表現、クチバシでカミカミとか、逆剥けむしりとか、痛いのです。これをされると理性がその場で吹っ飛ぶのです。痛いのです。
文鳥さまは来客さんにはサービスなのか腕によりをかけて愛情表現をしていました。
すると。
来客さんは”痛い!”と声を上げるのです。
”文ちゃん、やめて!文ちゃん、ダメ!”
その顔と声がですね、これまでに見たことない来客さんを感じさせたのです。
そっかー、感情がそのまま出てるんだ!
いつもは気持ちを抑えてるんだ。
文鳥さまに感情をぶつけてる来客さんはとてもチャーミングでした。
5:違和感の正体
来客さんとはたまに言葉がすれ違う感があったのですが、その原因がわかりました。
ほんとの思いを出してなくて、いろんな”ねばならない”で加工された言葉だったからです。
本音を言ってはいけない
怒ってはいけない
ネガな言葉を使ってはいけない
等々
そう、来客さんの発言は引用が多いのです。
尊敬する人や教えを説く書籍からなどの引用、
文末はことごとく「〜さんがこう言ってた」「〜にはこう書かれていた」
私は〜思う、がないのです。
来客さんの思いがわからないので、向き合えてる感がなかったので、私はずーっと違和感だったようです。
バービーちゃんのこと、電話のこと、文鳥さまのこと、思ったこと全部伝えました。
6:死にたくなった後どうした?
来客さんと距離が縮まった感がありました。
顔を合わせずにいた期間にあったことなど互いに話していて、
今:3ヶ月ぐらい前、本当に死にたかったんよ
来:えー、なんで?
今:ま、それは長くなるんやけど、死ぬわけにはいかんからどうにかせんといかんと思って必死に考えたんや
来:うん、うん
今:できてなかったことだらけだったって今更ながら気がついて
来:うんうん
今:こんなダメ人間をみんなよく見捨てずに付き合ってくれてたなあって気づいたら、なんてありがたいんだ、って思えて、これからはちょっとでもマシにならなあかん、ってなれたんよ
来:よかったやーん!
ブログを読んでくださってる皆さま、ほんと、お付き合いくださりありがとうございます。
次はなぜ死にたくなったか、です(いつのことやら。
画像は islandworks さんからお借りしました、ありがとうございます。
https://pixabay.com/images/id-1351612/