TODAY'S CONTENTS
1:あなたは褒められて伸びるタイプ?
2:コネクトロンで嫌がられること
3:善意を認めないことのデメリット
4:みんないい子
1:あなたは褒められて伸びるタイプ?
褒めて伸びるタイプってよく言うじゃないですか。
あれを初めて聞いたとき、「褒めたら伸びるの当たり前やんけ!」って思ったんですよ。
しかし今の仕事を続けるにつれて、それは浅はかな考えであったことがわかりました。
「褒めて伸びる」の前にもう一段階ありまして、それは「褒めを受け取る」です。
褒めを受け取る、それは「褒められて伸びる」へのファーストステップ!
褒められて伸びないタイプがあるのではなく、褒めを受け取れるかどうかが伸びるか伸びないかの分かれ道です。
2:コネクトロンで嫌がられること
私が言ってねえ、瞬殺されるフレーズがあるんですよ。
まるさんていい人やなあ〜
ありえへん(バッサリ
まるさんの気遣いってたまらんなあ
ありえへん(バッサリ
褒めたら否定されるというか。
いや、褒めてません(どっちやねん。
シモジモ案件で(※能力品性ともにちょっと低めの方々に足を引っ張られる案件のこと)お悩み、それも、いかにシモジモに手がかかるかとボヤかれるのですが。
が。
めっちゃお世話してるんですよ。ケアもフォローも十二分なんですよ。それも愛情たっぷりで。
それを指摘すると、嫌がられるんです。
好意でやってない
仕方なくなんや
と否定されるのです、自分の善意を。
なんでもかんでも恩着せがましくされる方の対極とでも言いましょうか。
職場に限らず親族友人間でも同じです。
この現象にはどんな意味があるのか。
3:善意を認めないことのデメリット
公正世界仮説というものがあります。
これは公正な世界において、全ての正義は報われ、全ての罪は罰せられるという考えです。これの困ったとこは、被害者が責められるという現象になってしまうとこです。
バチが当たるという考えの根深さ、何か好ましくないことが起きた際に「自分が悪いからだ」と全ての原因を自分が引っ被ってしまうのです。
報われないということが続いてきた方には、自分の中に善きものがあるとはとても認められないのかもしれません。
自分がダメだから報われないのだ。認められないのだ。
でもそれは間違った刷り込み(ビリーフ)です。本当の自分には能力も善意もあるのです。
善意なくしてやったことには「仕方なく」感がつきまといます。たとえうまくいっても、達成感がやってきません。
これが善意を認めないことのデメリットなんですよ。
4:みんないい子
みなさん、人のためにとても一生懸命。
でもね、そこにもわざわざ「仕方なく」感をかぶせられるんですよ。
もったいないなあ。
うまくいかなかった時の保険だってのはわかるけど、うまくいった時のご褒美が減ってしまいます。
みんなほんとは優しいいい子。
せっかくの優しさ、相手への思いを受け取ってもらえなくて寂しかったよね。
丶(・ω・`) ヨシヨシ