70代の男性。1歳年上の妻の度外れた「病気恐怖症」に困っています。
↓
妻は、普段は明るく人当たりもよいのですが、ひとたび不調になるとドーンと落ち込みます。私も折にふれて助言しますが、なかなか素直に聞き入れてくれません。一方で、友達の忠告は、うのみと言っていいほどによく聞きます。そこでぜひ、第三者に妻のネガティブな思考回路の改善策についてアドバイスをお願いしたいのです。(神奈川・T男)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220601-OYT8T50109/
友達の忠告ってつまり、薬飲みなさいよとか検査受けないさいよとかそういうことですよね。
これはあれですわ(どれ?)、相談者さんは妻さんの訴えに「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」系の返し方をされているのではないでしょうか。
大丈夫だよ、も確かに必要なのですが、その前にやるべきことがあります。
それは、受容です。
心配だよね、という。
心配ないよ、と言われて心配せずに済むなら警察いらんやんね、です。
痛いの痛いのとんでけー、をしてもらっても傷は治らない
今日はカードです。
・ブロックしているもの「個人の神話」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「ハイアーマインド」
・現状「戦車の逆位置」
同じ出来事があっても平気な人とそうでない人がいます。
その違いは、触られて痛む傷があるか否かです。
相談者さんには病弱だったお母さま所以の痛みがある。
どうにかしなくてはと思う気持ちが人より強いかもです。
いえ、強くありません(どっちやねん。
病に苦しむ人を目の前にした時、それを見逃すことができないのです。
見ているのが辛いのです。
どげんかせんといかん、という気持ちが強すぎるのです。
鶏が先か卵が先か、相談者さんの痛みで妻さんの不安が増幅されているのかもですよ。
妻さんの訴えに「大丈夫だよ」と解決策を提示するのは一旦やめていただいて、訴えにひたすら耳を傾けるということをなさってみてはいかがでしょうか。
気持ちを聞いてもらえた、と安心されることでしょう。
↓これなど参考になるかもです
回答は海原純子(心療内科医)さん。
心の空白は、みたされた充実感で埋めることが必要です。その充実感は、自分の可能性をのばす学びやものづくり、自然とのふれあい、他者へのいたわり、ヨガやボディーワークなどでの呼吸による自律神経の調整などで生まれてきます。今、せっかく夫婦が健康で生活できる時間を、不安によって残念な年月にしないために、自分の心を充実させる努力をなさっていただけることを願っています。
滝詣連続659日目(2022/06/02現在)
滝のネコちゃんと最近ハマってる鳥集めゲームと御用達のモヤシです。