20代の会社員女性です。離れて暮らす自営業の父は午前2時頃に起き、仕事が一段落する昼頃から就寝する午後8時頃まで、自作のハイボールを何杯も飲みます。仕事がない日は朝から飲み始めます。以前は休肝日をつくっていましたが続きませんでした。
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アルコールが心身に及ぼす影響などの記事を読むと、父のことを思い出し、悲しい気持ちになってしまうのですが、心配しすぎでしょうか。(神奈川・O子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20221112-OYT8T50020/
わ、私のことですか?2時から起きてて昼頃から飲み始めるって。
人間ドックとか検査はされてるのでしょうか。
どんだけ飲んでもまったく支障ない人もいるように、適切な飲酒量は個人差がありますから、アホほど飲むわけでないなら心配ないですが。
いえ、心配です(どっちやねん。
聞く耳を持っていらっしゃらないことこそが心配ですね。いざ何かあったときに、耳を傾けて下さらないのは困りますから。検査をしてください、とかもね。
今日はサイコロです。
沢山咸の初爻、感じることはあってもまだ行動に移すほどではない
未来を示す之卦は沢火革、無理に改革をする時期ではない
解決策を示す互卦は天風姤、義と情のバランスを考える
人の心配をするのは自分の不安を解消するため、ということを頭の隅に置いておかれるといいかもしれません。
元々はお父様の健康を心配するが故の言葉かけだったのが、自分の意見が受け入れられなくて腹が立つ、に変わってしまうのはあっという間です。
お父様が心配
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注意する
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聞いてもらえない
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心配が増加
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腹が立つ
相談者さんの気持ちの変化はこんな感じではないでしょうか、それが「早死にしてしまえ」となる。
心配性の方ってオコリンボなことが多いんですよ。
怒りっぽくなってしまうのはなぜ?
まずは体の状態を知ることが必要かと思います。押し付けにならぬよう、まずはご自分が受診して「こんなだったよー」と報告して興味を持っていただくとかね。
言うことを聞かせるのではなくて、自分の健康を大切にすることをわかっていただく、この思いから発せられた言葉は通じ方が違ってきますよ。
回答は海原純子(心療内科医)さんです。
お父さんはお酒のほかに楽しみがないのかもしれません。実家にお帰りになった時、なにか一緒にできることなどをなさってはいかがですか。お父さんがお酒以外にも案外おもしろいことがあるな、などと思ってくれればいいのですが。
ありがちなアドバイスとしては、お酒を高級なものにするとか、酒器に凝るとか。量から質への転換です。
滝詣767日目
暗いけど展望台です。
ちいかわ、働きすぎ。原作のブラックな世界観にぴったり。