威張り散らす父 母亡き後も[読売新聞人生案内20230116分]

40代のパート女性。80代の父との接し方で相談です。私たちきょうだいが物心ついた頃から高圧的で、今も変わりません。

・気に入らないことがあると怒鳴る
・母の行動を常に監視
・帰宅が夕方になるだけで不機嫌になり手をあげる
・浮気までしていたあ
・外面は異常によく、父をよく知らない人からは「いいお父さん」と言われる
・母は家事にこき使われ、私は何度も離婚を勧めた
・最近母が亡くなり、父は今頃「寂しい、いてくれるだけでよかった」と言う
・母の無念を思うと涙が出る
・現在も威張りちらし人の話を聞かない姿を見ると生活を助ける気にならない

経済的な面では中流の暮らしをさせてもらえたことだけは唯一感謝しています。ただ、自分の親なのに、どうしても愛せないことが悲しいです。父は年をとり、強がっても全てを自分一人でするのは難しくなっています。この先、どう向き合っていけばいいのか、ご教示ください。(Q子)

こんにちは
あなたの罪悪感を粉砕!
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

超一級品のモラオですね。

相談者さんの目の前のお悩みはモラ父の介護をどうするか、です。

答えを出す前に、邪魔な”ねばならない”が2つあることにご注意。

1)中流の暮らしをさせてくれたことに感謝

これは「してもらえたこと」です。モラ父からの横暴は「されたこと」です。

「してもらえたこと」と「されたこと」は相殺できません。

人はとかく相殺するのです、自分の「された」痛みを「してもらえた」ことによって。

中流の暮らしをさせてもらえたことで、モラ父の今後全てを引き受ける義務などありません。

ここ、「私が面倒みなきゃ」と抱え込んで沼にはまり込んでしまう方が散見されます。

2)自分の親なのに愛せないことが悲しい

親とは愛せなくてはいけない、愛さなくてはいけない、この前提に苦しめられている方は多いのではないでしょうか。

愛せない自分がダメなのだ、とたやすく罪悪感が発生します。

中流の暮らしをさせてもらったことに恩を感じなくてよかったら、親とは愛せなくてもいいのだと思えたなら、どんな選択肢があるでしょうか。

今日は易にお伺いを立ててみます。

地水師の上爻、功績があったからといって徳のない者に大切なものを与えてはいけない

未来を示す之卦は山水蒙、己が賢いと思いあがっているものには教えを授けなくてはならない

解決策を示す互卦は地雷復、底から上向きになるのはいいことだが、順調に進むかどうかはまだ様子を見ていないといけない

卦を参考にいまぷならこう答える。

愛さなくていいじゃないですか。

モラ父さん、自業自得じゃないですか。

納得できる金額の提示があるとかだったら仕方ないけど、相談者さんの方からアクションを起こす必要はないですよ。

鬼ですか、そうですか。

回答は藤原智美(作家)さんです。

愛情や感謝を感じられない世話や介護は多大なストレスになります。父親をどこまでサポートする覚悟があるのか、今のうちから自分の心に、問いかけてください。

ほんとは愛したかったよね。
愛せなくて寂しいよね。
丶(・ω・`) ヨシヨシ

どこに相談したらいいかわからないというお悩みがありましたら、下記フォームに放り込んでください。

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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