結婚反対、娘に連絡絶たれた[読売新聞人生案内/20230226分]

50代の主婦。医師の長女が連絡を絶ちました。1年ほど前、娘から「結婚しようと言われた。相手があいさつに行きたいと言っている」と告げられました。夫と相談し、出会ったばかりなどといって反対。電話で口論となり、連絡がとれなくなりました。

・既に婚姻届は出されていた
・私たちには住民票の閲覧制限がなされていた
・相手の連絡先がわかったので両親に電話をしたが反応なし
・相手の両親に内容証明付き文書を送ったけど連絡なし

娘の病院に偶然いた私の知人の後輩に聞くことができました。娘には私に対して複雑な感情があり、私が相手を否定する発言もしたとのこと。悲しくて胸がつぶれる思いです。反省と後悔がわいてきます。助言をお願いします。(奈良・T子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

娘さんの行動にご心配とショック、両方の思いがあふれんばかりでしょう。

娘さんは閲覧制限までして、相談者さんの何からご自分を守ろうとしたのでしょうか。

今回のことは単なるきっかけで、積もり積もったものがあると考えざるを得ません。

今日は易に尋ねてみます。

沢山咸の5爻、鈍くて感じられない

未来を示す之卦は雷山小過 、調和がうまく行かないので君主はなんとかしなくてはならない

解決策を示す互卦は天風姤、礼を尽くした交わりとしなくてはならない

卦を参考にいまぷならこう答える

娘さんは母である相談者さんより、夫さんというか婚家を選ばれたようです。

相談者さんからは与えられないものを求めて。

その思いのほどは、閲覧制限をさせてしまうほどのものだったということ。

ご自身の何が娘さんをそうさせてしまったのか、お気づきになったのであれば、こちらからのアプローチが悪手であることはわかっていただけますでしょう。

娘さんに向けてしまった相談者さんの矛先、それは本来はどこに向けられるべきものだったのか。

そのような矛を持たざるを得なかったのは、相談者さん自身が何からご自分を守るためだったのか。

そこに気付いていただけたなら、徒らにご自身を責めるばかりではなく、労わりたく、慈しみたくなるお気持ちも出てくることでしょう。

とことんご自分に向き合った後でなら、娘さんと双方が心地よい距離の取り方ができるようになります。

回答は佐貫葉子(弁護士)さんです。

ご自分が没頭できる領域を少しずつ作り、増やしていってください。あなたが娘さんを忘れている時間が増えるだけ、むしろ娘さんとの仲が回復する可能性があるように思えます。

これがもし娘さんからのご相談だったら、逃げおおせてよかったね、となるのですが。

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