欲しかったもの、実はちゃんと貰えてたよ

50代男性さまからセッションの感想を(無理矢理)いただきました。
ありがとうございます!!

今庄さんのセッションを受けるのは、今回で二度目になります。
テーマが違ったので当然なのかもしれませんが、
セッションの流れがこうも違うのか、と感じました。
ですが、前回のセッションの時は、はじめに「母親」のカードが出たのに対し、
今回は「父親」のカードが出たのには、驚きつつも深く納得しました。
というのも、今回のセッションのテーマは「恋愛」だったのですが、
初めて異性として意識したのが父親だったこと、
そして、父親にべたべた甘えたいと思いながら、それを自分で抑えていたことなど、
父親に対する思いが大きく影響しているというのは感じていたからです。
とはいえ、ずばり父親を表すカードが出たことと、
そのカードに描かれていた、父親が息子に弓を教えている絵柄を見て、
「自分が求めていたものはこれだったんだ」と改めて気付いた、という感じでした。
途中、前回にも出て来た「自分が良かれと思ってしたことを受け取ってもらえない」、
「自分なりの愛情表現を受け入れてもらえない」ということが出て来たり、
祖母や母、姉にたいする思いが出て来たりして、頭の中がすこしぐるぐるしました。
質問に対しても、「うーん、どうなんだろう」と考えてばかりで、
なかなか答が出てこなかったりもしました。
もしかすると、自分の中でまだ受け入れられない部分があって、抵抗していたのかもしれません。
いまもまだ、すこし混乱している、というのが正直なところです。
ですが、最終的には自分がいますべきことが見えて来ましたし、
その第一歩を踏み出すことが出来る、と思わせていただけました。
それは恋愛関係のことではなく、仕事関係のことだったのですが、
それがいま、自分に出来る最初の第一歩であり、また必要なことなんだろうと思います。
セッションの場では、今庄さんからの問いかけに対し、
ふっと、自分でも覚えていなかったような出来事を思い出したり、
「えっ、そんなこと ? 」というような言葉が出て来たりして、
自分でも驚くことが何度もありました。
「父に甘えてはいけない」、
「頑張ったって父は自分の事を認めてくれない」という寂しさがあったのですが、
最終的に、自分が父からどんなに可愛がられていたか、愛されていたか、を思い出したキッカケは
「そろばんで級があがったことを報告したら、とても喜んで誉めてくれたこと」でした。
それがキッカケで、そういえばこんなこともあった、あんなこともあった、と、
次々と父から与えられていた愛情を思い出す事が出来、
「お父ちゃんは自分のこと認めてくれへん」とすねている子どもの自分がもう可愛くって愛おしくって仕方なく思え、
ジャミラをぎゅうっとして、頭をぐりぐりしながら
「そんなことないでー、お父ちゃん、お風呂で九九教えてくれたり、あんな話してくれたり、
学校の話聞いてくれたり、よぅ可愛がってくれたやんかー、覚えてるやろー」
と存分にヨシヨシしました。
「ああ、そうやったなぁ〜」という思いに包まれ、とても気持ちよかったです。
他の方の感想や体験のように、感情が出て来て泣く、ということはありませんでしたが、
その日の夜、父ではない、他の「大切な誰か」と一緒に旅をする夢を見ました。
目が覚めたとき、その夢がセッションの続きというか、締めくくりのような感じがしました。
セッションが終わってある程度の時間が経ってから、あらたな気づきが出て来たり、
感情が出て来たりすることもあるようで、まだこれから、変わって行くような気がしています。
どうもありがとうございました。

異性の親を同性の親ととりあう、
いわゆるエディプスの図式がご家族内にいくつもあったようで、複雑でしたねー。
なんかね、ハチクロを思い浮べちゃいましたよ。
登場人物だれもがみんな片思い、みたいな。
気持ちは報われてるんだけど、自分が望んだ形ではない、
もしくは、素直にそれを出せてない。
家族の中では、相手を愛しく思う気持ちはちゃんと循環してるんだけど、
構成メンツのどれか2人だけを見ると、一方通行になっちゃってた感じです。
今回、欲しかったものの正体が明らかになりましたが、
前回のセッションでそのヒントとなるものはちゃんと出てたんですよねー。
そこにもっとフォーカスすべきだったかな、と
見直してみれば後悔だらけ(スイマセン、スイマセン。
でも、右往左往して費やした時間もいわば心の旅として必要なもんだよな、
と最近は開き直ってます(さらにスイマセン、スイマセン。
進めばいいのに進めない、足止めをくらわせてるものって
必ずあるよな、と思います。
後ろ髪をひっぱってるものは、欲しかったのに手に入らなかったもの。
それはもう必要ないんだ、と手放すことが必要な時もありますが、
それは既に手にしているんだ、と気づけることも多いですね。
望む形で貰い続けられてなかっただけで。
ま、それはそれで一抹の寂しさがあったりするかもしれませんが、
手にしているものの再評価をしていただけるといいかな、と思います。
はい。

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