2024年02月の読書メーター

2月の読書メーター
読んだ本の数:38
読んだページ数:5616
ナイス数:1087

広告広告感想
#朝活書写 のお題。今日は書く前に読んだ。伊丹が友人である中村草田男の新刊のために綴った「広告」テキスト。いや、実に爽やか。いいと思うモノはただその良さを論うだけでいいのだ。そして、売れて欲しい、という我が意をストレートに出すだけでいいのだ。宣伝臭ってのは邪なものが滲み出ているだけなのだ。邪なものがなければ宣伝とは、単なる売りたいものと買って欲しい人への好意の発露でしかないのだ。
読了日:02月29日 著者:伊丹 万作


らいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子らいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子感想
【標高2400メートル、立山室堂でライチョウ親子が待っています。】待ってない、待ってない!無闇にライチョウの居住区に立ち入ったらあかんで!ライチョウはこう見えても(どう?)絶滅危惧種やで、どんなに可愛くても、どんなに警戒心なくても、遠くからこそっと覗くぐらいで辛抱しときや。そのために専門家がこうやって本にしてくれてるんやさかいな。繁殖期に大きくなってるオスの肉冠、初めてみました。雪の白い世界で赤い肉冠をもつのも、天敵がいないからなんだろうな。平和な生き物。
読了日:02月28日 著者:


きいろいばけつ (あかね幼年どうわ (33)) (あかね幼年どうわ 33)きいろいばけつ (あかね幼年どうわ (33)) (あかね幼年どうわ 33)感想
橋のたもとで見つけた持ち主がわからない黄色いバケツ。キツネの子はそれをとても気に入りました。持ち主が現れるまで1週間だけ待とう、1週間経っても誰も現れなかったら。大切なのはモノではなく思い、ということを教えてくれるお話しでした。
読了日:02月28日 著者:もりやま みやこ


ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50感想
ページをめくって次章のタイトルを見てつい吹き出す、ということを何回したか。それは思っていたことを的確に言語化されたという驚きと喜び。食にまつわる50の場面について、それは何を象徴するアイコンなのかということを否定しようなく論理が構築されている。食が引き出すものは感情、つまりアイコンを用いれば感情を左右できるということで、故に映画や小説や感情を扱う場で食の場面が多用されるということなのだろう。遅刻しそうなパンをくわえた少女というものが実際には存在しないということの驚きよ!始めに物語ありきなのだな。→

読了日:02月28日 著者:福田里香


夕立夕立感想
#朝活書写 のお題。文語体に一瞬ひるんだけど、描かれている夕立の様にみずみずしさが伝わってきた。夕立が恋の仲立ちをするなど、日本だけの現象のようで。気候が日本人の感性を育んだのだなあと実感。
読了日:02月28日 著者:永井 荷風


別冊あまから手帖 食べる仕事門上武司 (あまから手帖別冊 食べる仕事 門上武司)別冊あまから手帖 食べる仕事門上武司 (あまから手帖別冊 食べる仕事 門上武司)感想
dancyuの関西版みたいな「あまから手帖」の顧問を務めていらっしゃる門上氏のお仕事のまとめのようなムック。御用達の料理人やお店、業者の紹介は当たり前として、広告記事の店舗設計のとこ、ダイガス(大阪ガスグループ)役員さんとの対談が面白かった。きっと門上○○○○臭が薄くて読みやすかったんだと思う。そうそう行けないお店ばっかだけど、見るとうっとりしちゃうなあ。1日5食でよくぞ健康を保っていらっしゃること。
読了日:02月27日 著者:


BIRDER (バーダー) 2024年 03月号BIRDER (バーダー) 2024年 03月号感想
バレンタインデーだったからか、鳥の求愛ディスプレイ特集。一日一種さんの漫画は相変わらず笑わせてくれる。写真も求愛の必死さが伝わってくるものばかり。求愛給餌は交尾と引き換え、って露骨すぎる!求愛といえばなんたってニワシドリ。そしてTwitterでも人気のアイシングクッキー作家(?)の鳥類菓子図録さんが紹介されてます。Twitterで告知があってもすぐに売り切れるリアルなクッキー、食べるのもったいない。
読了日:02月27日 著者:


母親母親感想
#朝活書写 で取り上げられていたので。労働運動にかぶれた娘の視点で母を語るものかと思ったらそうではなく。赤の道へまっしぐらの娘を心配するも、投獄されて引き取り手のなく死亡した人の残した品をみて著しく気持ちを揺さぶられ、母もまたその道に近づくことになるのかということを薄らと示して終わる。子が手を離れた後の、母自身の生きる道として。
読了日:02月27日 著者:若杉 鳥子


52ヘルツのクジラたち (中公文庫 ま 55-1)52ヘルツのクジラたち (中公文庫 ま 55-1)
読了日:02月25日 著者:町田 そのこ

 


ビフォア・ラン (幻冬舎文庫 し 4-1)ビフォア・ラン (幻冬舎文庫 し 4-1)感想
重松先生(敬称付き)の作品を古い順に読むシリーズ第6弾。28歳の時のデビュー小説、うん、重松先生も昔はこんな荒っぽかったのだ。小説家を目指している人、安心したらいいよ。高校卒業式の前、半年間の出来事。「ラン」とは卒業後の新しい生活の始まりの比喩。色々あるけど頑張っていけよ、というエールにしてはいろいろがてんこ盛りすぎのキライは否めない。小説家を目指してい(ry)。文庫版池上冬樹氏の解説に「重松作品の特徴である、切々と語りかける感情豊かな小説」とあり、畳み掛けるエピソード群は切々と語りかけてくる手段と理解
読了日:02月25日 著者:重松 清


「質問」だけですべてをプラスに変えていくフィードフォワード全技術(Kindle FDBシリーズ)「質問」だけですべてをプラスに変えていくフィードフォワード全技術(Kindle FDBシリーズ)感想
アンリミでさほど期待せずに読んだら想定外に得られるものがあり購入。フィードバックではなくフィードフォワード。単に目標を設定するというだけなく、フィードという言葉の通り未来に肥しをやって膨らませ豊かにするイメージ。NLPのタイムラインでやってることそのままじゃん、となりました。
読了日:02月24日 著者:久野和禎


超分類!キャッチコピーの表現辞典: 一言で目を奪い、心をつかむテクニック50超分類!キャッチコピーの表現辞典: 一言で目を奪い、心をつかむテクニック50
読了日:02月23日 著者:
驚くほど仕事が取れる! 自己紹介のつくり方驚くほど仕事が取れる! 自己紹介のつくり方
読了日:02月23日 著者:鈴木ケンジ
まるごと覚えて 頭も良くなる A4・1枚記憶法まるごと覚えて 頭も良くなる A4・1枚記憶法
読了日:02月23日 著者:池田 義博
メンタリズム日本一が教える 「8秒」で人の心をつかむ技術メンタリズム日本一が教える 「8秒」で人の心をつかむ技術
読了日:02月23日 著者:大久保 雅士
コミュ力は「副詞」で決まる (光文社新書 1253)コミュ力は「副詞」で決まる (光文社新書 1253)
読了日:02月23日 著者:石黒 圭


葬送のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)葬送のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)感想
シリーズ内で唯一、業界の現場ではない人によるもの。シリーズ内の他書と同じく、業界外のいわば利用者による偏見に触れられた箇所は多く、なぜそのような偏見が生まれたのかの歴史的な解説は学校で教えるべきこと。現場の人ではないからこその質問、「なぜあなたはこの仕事を?」という問いに、「個人史が起点になっている人も多く、”心”と”ビジネス”の距離が近い業界だと改めて感じた」という記述に膝の皿をわる。この仕事に携わることで救われる人も多いのだろうなと思わされました。
読了日:02月21日 著者:井上 理津子


THE BIG ISSUE JAPAN473号THE BIG ISSUE JAPAN473号感想
寄付やサポートをすべきところはいくつもあって、持てる乏しいものをどこにどう分配するか悩ましいところ。ビッグイシューをその対象としたのは、ホームレス状態が人ごとではないということ。明日は我が身。ホームレス状態の方に路上生活から脱出してもらうため、実に再現性のある取り組みをされている。連載企画の世界の販売者を訪ねる「販売者に会いにゆく」、いつどんなきっかけでホームレス状態になってしまうかがよくわかる。自分が1万のものを持っているとして、そのうちの1を失うだけでもホームレスの入り口なんだとの警鐘。
読了日:02月20日 著者:ビッグイシュー日本


いろんな いきもの かぞくのカタチ (福音館の科学シリーズ)いろんな いきもの かぞくのカタチ (福音館の科学シリーズ)感想
家族とは一つ屋根の下に住む、雇用関係のない人間のことだ、ってのが法的な定義だそうで、血縁の有無は関係ないんや、と意外でした。しかし非人間世界では血縁こそが家族。それもオスとメスと、両者によって生み出された次世代を含んでこそのもの。竹内久美子のように、生き物とは自分の遺伝子を残すためだけに生きているって説は、子を殺す動物には当てはまるけど、子に注ぐ眼差しを優しいと思ってしまうのは人間が勝手に物語を作ってるだけなのかな。たしろちさとさんの絵は、眼差しがとにかく優しい。そして、動物の気持ちに一切言及されていな→
読了日:02月18日 著者:澤口 たまみ


解散ノート解散ノート感想
このリリースを知った直後にチッチさんの https://bookmeter.com/books/21570768 を知り、先に読む。チッチさんの物語はBiSH以前からスタートするけど、モモコさんのはタイトルの通りBiSHがスタートしてから解散に至るまでの記録。読了後、REBOOTを見返す。この時点では解散をもう背負ってたんだもんな。最初から解散後なんて考えてないだろうけど、解散後につながるメンバーそれぞれの自分の活かし方の道を作ってたWACK社長はすごいと思った。
読了日:02月18日 著者:モモコグミカンパニー


MOE (モエ) 2024年1月号 [雑誌] (巻頭特集 ハイジの幸せな暮らし|第2特集 羽生善治×藤井聡太×ヒグチユウコ「絵本のはなし」|特別ふろく ヒグチユウコ オリジナルクリアファイル)MOE (モエ) 2024年1月号 [雑誌] (巻頭特集 ハイジの幸せな暮らし|第2特集 羽生善治×藤井聡太×ヒグチユウコ「絵本のはなし」|特別ふろく ヒグチユウコ オリジナルクリアファイル)感想
初めて手にとった。白泉社なのか。過去のラインナップも見たら、これはお好きな方にはたまらん雑誌ですね。関連グッズ目当てにお財布が全開になるのでは。作家の紹介などとても丁寧で、シドニー・スミスのページはありがたかった。
読了日:02月16日 著者:


いままでも これからもいままでも これからも
読了日:02月16日 著者:セントチヒロ・チッチ

 


ザ・キンクス(1) (ワイドKC)ザ・キンクス(1) (ワイドKC)感想
キンクスって言うからレイ・デイヴィスのキンクスだって思うだろ!その気配を感じさせるのは唯一「クリッシー先輩」ってとこか。オールアナログの作画だそうで、デジタルでは得られないバイブレーションがありますよ(熱く語る)。「踊る見開き、奏でるコマ割り、唄う描線、弾けるアングル、陶酔のアンサンブル。」、デジタルには飽きるんだな。ヒロトが「CDでは泣けないけどレコードでは泣ける」っての、そのまんまです。
読了日:02月16日 著者:榎本 俊二


カラー版 図解 9割の病気は自分で治せるカラー版 図解 9割の病気は自分で治せる感想
読友さんのご感想に引かれて。医師による医療との付き合い方の提唱、頼りすぎないようにと警鐘。中医的な要素の活用の指示も。信頼できる医師を選ぶことが一番と思わされました。
読了日:02月16日 著者:岡本 裕


週刊FLASH(フラッシュ) 2024年2月20日号(1720号) [雑誌]週刊FLASH(フラッシュ) 2024年2月20日号(1720号) [雑誌]感想
アンリミ。サイバラ娘氏ひよさんの記事目当てで。
読了日:02月16日 著者:

 


THE BIG ISSUE JAPAN472号THE BIG ISSUE JAPAN472号感想
サヘルさんの記事、楽しみでした。マンガで社会問題を読む、マンガを文学より落ちるという傾向が未だあることにびっくり。吉本ばななが言ったように、漫画を描けてたら小説なんて書いてない、ですよね。冬でも緑の大文字山、自然の循環の合理性、人間が手を加えたらあかんよね。そして原発ウォッチ、地震によってこれまで散々警鐘を鳴らしてきたものの危なさが証明されたというか。販売者に会いにゆく、オーストラリアのロンさん、文字が読めなかったのに今は大学に通っている、知識は人を救う!
読了日:02月15日 著者:ビッグイシュー日本


ごみ清掃のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)ごみ清掃のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)感想
東京都の清掃局で40年以上勤められた著者。己の認識不足を思い知らされた。世の中は生産・流通・消費、そして廃棄、この4つの循環で成り立っている。自給自足生活で廃棄物は発生しないが、分業となったがためにゴミが生まれた。なぜゴミ収集は公務員なのか。そして差別の問題。いろいろ考えさせられすぎる。
読了日:02月14日 著者:押田 五郎


佐々木とピーちゃん (2) 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~ (角川コミックス・エース)佐々木とピーちゃん (2) 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~ (角川コミックス・エース)感想
文鳥が出ているというだけで読んでいるけど、他レビューをみると異能バトル界ではツッコミどころが色々あるらしい。なんで文鳥なん??って思いながら読んでるけど、これがインコやスズメやカラスでは、やっぱ成立しない物語なのだろう。
読了日:02月12日 著者:プレジ和尚


四十回のまばたき (幻冬舎文庫)四十回のまばたき (幻冬舎文庫)感想
重松清先生(敬称付き)を古い順に読み返すシリーズ。あとがき、最初はこれも本文の一部なのかと思った。交通事故で亡くなった妻が実は不貞をはたらいていた、その妻の妹は毎年冬眠する上に、やりまくりのビッチで妊娠してしまう。29歳から30歳になるまでの時間、物書きとしての自分をこれからどう育てるか、その不安や未来への決意表明、そう言ったものを自分の意思だけではどうにもならない要素が多すぎる主人公に託したのかなと思うことにしよう。
読了日:02月11日 著者:重松 清


屠畜のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)屠畜のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)感想
動物の肉を食べることと、動物福祉とのダブスタへのファイナルアンサー。命をいただくのではなく、その工程に携わる方々に感謝をする。動物のためを思うことは=肉質を落とさない。ここまでおいしい肉を食べることしか考えられてない。ヴィーガンでない限り、潔く頭を垂れよう、お肉はおいしいって。お肉を食べている人、必読です。綺麗事、言っちゃダメ。もしくは自分が肉を食べることを徹底的に綺麗事にする。
読了日:02月07日 著者:栃木 裕


全国を旅する占い師が語る 奈良旅のススメ全国を旅する占い師が語る 奈良旅のススメ感想
奈良旅の初心者さん向けとありますが、ほんとその通り。ビギナーにはまず、奈良の広さと交通の便の悪さを知らしめておくべき。時間と回数をかけて攻略すべきと理解しました。
読了日:02月07日 著者:星見かおる


フリーステッチングニードルを使ったかんたん刺しゅうサンプラーフリーステッチングニードルを使ったかんたん刺しゅうサンプラー感想
これはいい!フリーステッチング ニードルでなんでもできるじゃん、と思わせてくれる。普通に刺しゅうするのと同じように、ニードルでできる。
読了日:02月06日 著者:


昭和の謎99 2024年 春号 (ミリオンムック)昭和の謎99 2024年 春号 (ミリオンムック)
読了日:02月06日 著者:

 


月を見あげて 第2集 (河北選書)月を見あげて 第2集 (河北選書)感想
例えば日没の光景ならば、「日が沈んだ」で終わる。日が沈んでどうだったのか、そこには全く言及されていない。ノージャッジ。「日が沈んだ」というフレーズで自分は一体なにを感じたのか、自分の気持ちに向き合わされる。散文に純粋性はなく雑なものである、という箇所にちょっと驚いたけど、雑であることにジャッジがなされているわけではない。単なる「雑」。
読了日:02月05日 著者:佐伯一麦


もこもこ、ふかふか 魔法の刺繍ステッチ: フリーステッチングニードルの技法とパターン&図案136もこもこ、ふかふか 魔法の刺繍ステッチ: フリーステッチングニードルの技法とパターン&図案136感想
刺繍が好きだというと驚かれます。定期的にやってくる手芸ブームに久々に襲われ。フリーステッチング ニードルのテキスト、クローバーのリーフレットしか現在はないようで、シンプルなものだからそれでもいいのだけど、応用技を身に付けたくて探しました。これは丁寧でわかりやすい。痒いところに手が届く解説。
読了日:02月05日 著者:ラウラ アメバ


松苗あけみの少女まんが道 (2) 結 (本当にあった笑える話)松苗あけみの少女まんが道 (2) 結 (本当にあった笑える話)感想
その昔、一条ゆかりからゲキを飛ばされたエピソードを読んだけど、やっぱりモチベーションはそう高くなかったのだなという印象。住宅ローンがモチベになってしまっていたというのが納得。しかし腕があるから1000%のモチベじゃなくてもそれなりのものが出来ちゃうんだな。ほんと、心ゆくまで時間をかけて、満足のいくものを作ってもらえたならどんなに素晴らしいものができるか。孤高の人が内田善美だったってのに膝の皿を割る。
読了日:02月04日 著者:松苗あけみ


AERA (アエラ) 2024年 2/5号【表紙:甲本ヒロト】 [雑誌]AERA (アエラ) 2024年 2/5号【表紙:甲本ヒロト】 [雑誌]感想
蜷川実花の写真はあまり得意じゃないのだけど、被写体によってはえらいこと映えるのだなあ。もちろんヒロト目当てで購入。いまだに「レコード」を毎日聞いてるっての、レコードってながら聴きができないから、音楽を聞くための時間と空間をしっかりと確保してるってことで。CDでは泣かないけどレコードでは泣いちゃうっての、わかりみが深い。デジタルばっかで失ってしまったもの、いっぱいあるのだろうな。
読了日:02月02日 著者:


残しておきたい日本のこころ残しておきたい日本のこころ感想
重松清先生(敬称つき)再読キャンペーン。Amazonで重松清で検索し、出てきたものを古い順に読んでます。「日本の心」とかウヨくさいタイトルだな、おい、と思っていたら、民話についての諸作家のアンソロジー。特に興味あるジャンルではなかったが、冒頭の開高健でノックダウン。昭和の知性とはこうも素晴らしかったのだなと、続く作品にもやられっぱなし。寺山修司の継子譚が興味深かった。継子をいじめる継母などそういるものではない、これは実の母のありがたさを知らしめるためのフィクションではないか、と。そうか、民話とは占いや宗→
読了日:02月01日 著者:

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