TODAY'S CONTENTS
1:三部作になります
2:よくあること
3:おかあさんの裏にいるものは
4:セッションの最後にでてきたもの
5:おとうさんのせいでどうなってしまったか
6:アメと鞭
1:三部作になります
忘れていません、忘れていませんよ!
2)chosen wife(選ばれた妻)
いっそ忘れてしまえたらいいのに(違。
泣けるドラマにしようとかいうのはあきらめました。風が吹けば桶屋が儲かるの説明に徹します。
お父さん3部作とでもしようかと思うくらいに、似通ったケースが揃いました。
このchosen wife シリーズと、こちら
1)セックス依存症になってしまったのはなぜ?
そして新たにもう1ケースが到着です。早くまとめてしまわないと、アンモナイト!
2:よくあること
ソフトさんのお母さんは自他ともに認める美人さんでした。
こちらでも書いていますように
終)セックス依存症になってしまったのはなぜ?
美男美女であるお父さんお母さんってのは自分が一番なのです。たとえ娘であっても、disるのです、褒めないのです。
それだけなら、まあ珍しくないことなのですが。
が。
珍しかったのはお父様のほうです。
お父様は美人のお母様を見初めて妻に迎えられたのです。
それだけなら、これまたよくある話です。
ソフトさんの場合、ひとつひとつは珍しくないんですけど、それらすべてが重なって正体が見極めにくい状態となっていました。
3:おかあさんの裏にいるものは
お母さんは美人さん
↓
お父さんが見初めて結婚
↓
専業主婦でいることを望む
↓
お母さん、エネルギーを持て余す
専業主婦だったお母様を見て、ソフトさんはアンチ専業主婦になったのですが。
が。
自分の妻が専業主婦であることを望む夫さんてどんな人だと思います?
奥様という言葉はもともと、妻たるもの家の奥にひっこんでて外に出てこないから”奥さん”というようになったそうで。
そう、旧態依然とした家父長制にどっぷりの男性なのですよ、妻に自由を与えていないのですよ、カゴの鳥を愛でている感じなのですよ。
そりゃー美しい小鳥ですから、カゴの中にいてくれたら嬉しいですよね。カゴの外に出られたらたまったもんじゃないですよね。
カゴの鳥とは、カゴの中に入っていてこそその存在意義があるのです。
お父様がお母様をその経済力と包容力でもって包み込んでいる、というのは好ましいイメージとしてソフトさんにインプットされていました。
実は抑圧的であるということには気づいていらっしゃらなかったのです。
いえ、気づいていました(どっちやねん。
4:セッションの最後にでてきたもの
トランスも手こずりました。2度目に姿を現したちっちゃいちゃん、そこでソフトさんが実はしたいこと、”向いていること”の正体が明らかになったのです。
ソフトさんにインプットされていた良きもの、それもおとうさま経由でした。そのトランスの時点でも、あくまで好ましくない存在はおとうさまではなくておかあさまの方だったのです。
好ましいとおもっていた美しきものとの再開も果たし、よかった、よかった、で終わろうとしたら。
ら。
フルセッションのプロセス、未読の方はご覧くださいませ。
セッションの流れ
プロセス15「ビリーフ焼却」の前で滞りました。
そこで出てきたものは、女より男を優遇する、優秀なソフトさんより問題を起こす弟さんをかばう、お父さまの姿でした。
おしゃれでセンスがよくてお母さまに優しいおとうさん、しかしその正体は、妻をカゴに閉じ込め、女だから男だからという決めつけが常態になっているものでした。
常態すぎて、その抑圧のほどに気づいていただけなかったようです。
受けた良きものの”せい”で、悪しきもののダメージがわからなかったようです。
相殺しろと言われて相殺できますか?
5:おとうさんのせいでどうなってしまったか
美人さんを見初めて妻として迎える
↓
カゴの鳥とする
↓
おかあさま、鬱憤たまりまくり
↓
娘にあたる
↓
娘、自己評価があがるはずがない
もうひとつ、あります。
おとうさん、実は家父長制志向
↓
女であるソフトさんになにかと制限をかけてくる
↓
でも、わかりやすい可愛がり方はする
↓
お父さまからのダメージに気づきにくい
↓
弟さまが優先されてることはわかる
↓
アンチ専業主婦、女性であることのメリットを感じにくい
↓
でもしか結婚
おとうさまが問題の根っこであったということは、すぐには受け止めていただけなかったようです。
おとうさまのいいところばかりが思い出されて。
もって生まれた資質もあるでしょうけれど、おかあさまを自分大好きでいるしかない状態にしてしまったのはおとうさま。
そのおかあさまの”せい”でソフトさんは自分に自信が持てなくなった。何がやりたいかもわからなくなった。
ソフトさんをそうさせてしまった張本人はおとうさまです。
6:アメと鞭
アメと鞭の両方をもらったら、アメが記憶に強く残ります。それは自分を守るためです。
私だって大切にして貰えてたんだもんね!と。
子どもは自分が親に大切にされていない存在であったなど、認めたくないのです。
トランスで出てきた2歳ちゃん、赤い着物を着ていました。
おかあさんが「また、ちゃんと着てないんだから」と水を差すのに対し、おとうさまはただ「かわいい」「似合ってる」と言ってくれるのです。
着物がソフトさんの今後につながるものです。
かわいい、と言ってくれたその口で、女だから、女のくせに、と言われたなど認めがたいのです。
赤い着物を自分のものとするためにも、受けた鞭の痛みを忘れてはいけないのです。
痛かったよね、とちっちゃいちゃんの気持ちを受け止めてあげなくてはいけないのです。
そして。
赤い着物、嬉しかったよね。
丶(・ω・`) ヨシヨシ
追記:レディーファーストってのはもともと、カゴの鳥用なんですよ。アメリカの包容力あるおとうさんってのも(マッチョと形容します)実はかなり抑圧的です。おとなしくしてたら優しいのです。カゴの外に出ようとすると、力でねじふせられます。
またもや半額です