相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20210627-OYT8T50068/
・30代半ば女性、求職中
・3歳年上の兄は家庭を持ち立派な社会人として活動
・自分は職を転々として未だ実家暮らし
・昨年は専門職に採用されたが試用期間が終わらぬうちに首切り
・過去には同僚から理不尽な暴力を受けて長く続いていた職場を辞めたこともある
・一年前、結婚話も破談になった
・生まれてきてよかったのか、両親に心配ばかりかけて心苦しい
・自分の人生を自分で切り開こう、新たな挑戦に努めている
・強靭な心を持って生きていきたい
過去に似たようなご相談があったような。
コネクトロンでもたまにあります、沼にはまったとしか言いようのない状態、何が悪いのか、どうしたら脱却できるのかというご相談。
今回の相談に当てはまるかどうかはわかりませんが、往々にして原因はスペックオーバーなのですよ。
持っているものに環境が相応しくない。持てる力に環境が見合わない。あんたみたいに優秀な人はうちにはもったいないから要りませんわ、と排されている状態。
対策はハードルを上げるだけ。力一杯ぶつかってこそ超えられるハードルに向かうのです。
自己評価がもともと低く、それに合わせて低いとこばっか狙ってたんじゃないか?って思いますが。
いや、カード開いてみんとわからんけどな。
・ブロックしているもの「観念」
自分を狭い枠に押し込めてしまっている、私ってどうせ〜だし、とネガティブなビリーフに囚われてしまっている。
・では、どうするか「信頼」
目標を定め、必ずそこにたどり着けるという自信の根拠となるアクションを起こす。
・得られるもの「成功」
他者を成功させるためにも、まずは自分が成功のモデルとなる。自分のためにできないことは、人のためならできる。
・現状「女教皇の逆位置」
女教皇は女性性の最たるもの。女性ならではの感性・才能を発揮すること。受け取ること。逆位置なので、それらができていない、となります。
チッ、死神か正義の逆位置が出たら作文やりやすかったのにな。
相談文で一番引っかかったのはお兄さんを比較対象に引っ張り出してるとこ。言葉遣いの硬さからマジメな人柄がうかがえます。
出来がいいであろうお兄さんと比較された、もしくはそれを目標とさせられたがために、本来の資質にふさわしい選択をし損ねて来られたのではないか、と穿った見方をしてしまう私を許してください。
乗り切るための助言を、と書かれています。
お兄さんや家族のことは気にせずに、自分に向いてることは何か、自分がやりたかったことは何か、まずはそこの見極めがオススメです。
これまでにはなかった選択肢が目に入ることになるのではないでしょうか。
そここそが相談者さんが心置きなく力を発揮して、成果を掴んでいく場所なのではないかと思われ。
褒められたかったよね、丶(・ω・`) ヨシヨシ。
回答です。
自分で作り上げたイメージに囚われる、まさにビリーフです。もちろんそこで大切なのは、なぜそうなってしまったか、です。そうなってしまったのには、必ず原因がありますから。
原因がわかれば、今の自分の姿は本当の自分ではない、と腑に落とせます、そして違うやり方があるのだ、と思えます。
滝詣連続320日目(2021/06/28現在)
10年間の着物生活では着物警察の心ない仕打ちにダメージを受けることも多々でした。プロの着付けみたいに隙のないカッチリしたのより、着慣れた人のグズグズ感のほうがカッコいいと思う私を許してください。