容姿にコンプレックスがあるが故に自信が持てず、仕事もプライベートもクサクサしている主人公。
ジムでの事故で絶世の美人になることができ、そこから人生が変わってしまったというお話しです。
いえ、変わっていません(どっちやねん。
ネタバレはやめておきますが、映画のテーマはいかにセルフイメージで人は変わるか、ということです。
そして、そのセルフイメージを損なうのは他者のジャッジだといことも。
そして、そして、他者が持つイメージもセルフイメージによって左右されるということも。
ほんとはいけてないのにいけてるつもりになってるとこ、周囲からは痛いヤツとみなされるとこもありましたが、何より本人がそれを全く意に介していませんし、いけてる人(卑屈でない人)がやってることは周囲も痛いという印象を手放していくのです。
本来持っているリソースを発揮すればいいだけのこと、という結論になっています。
まさに「ありのまま」でいればいいだけなのです。
単純に楽しんでいただける映画です。「でも、どうせ、だって」が減るといいですね。