本日のテーマ
・自分の力に見合った土俵
・共感されたいよね
・認めて貰えなかった子のすることは
・ただ自分を誇ればよい
人と話す時はその人のいいところを探せ、いわば宝さがしだ、というフレーズをあちこちで見まして。
いっときすごい意識してたんですよ。
おかげで以前だったら「この人苦手!」とガラガラとシャッター下ろしてしまうところが、なんとか乗り越えられるようになりましたが。
が。
どんなに頑張ってもどうにもいいところを見つけることができない人がいまして、そういう時はどうしたらいいのかと答えを探したところ。
ろ。
相手とするべき人じゃないんだからもう離れろ、付き合うな、という意見が散見されました。
つまりはこれです。
ジャミロット〜死神
もしくはこれ。
雑魚は相手にすんな
力も目指す方向性も価値観も違うのに、同じ土俵にいるのが間違いだ、ってことです。
力持ちだけが尊ばれるとこで、繊細さを売りにしても仕方ない、みたいな(違。
資格試験の勉強が停滞気味というアリエルさん、勉強に集中するためにお金を稼ぐお仕事には最小限のエネルギーしか費やさないという日々が何年か続いています。
超ストイック!!
資格が取れた後のビジョンも具体的になってきました。
あとちょっと、というところでの停滞(あるある〜。
アリエルさん、お金稼ぎの職場にはお金以外のこと何も求めていらっしゃらないのですよ。
人間関係が煩わしいこともない、ほんと過ごしやすい職場です、とおっしゃるのですが。
が。
まあ、唯一ないものといえば「話が合う人」。
それそれ!
わかるー!
同じ、同じ!
という共感を得られる相手。
だって土俵が違うんですもの。
「私な、職場の人、見下してまうねん」
うん、正直でよろしい。
韓流アイドルに盛り上がる仲間に入れません。
しょーもな
つまらん
何がおもろいねん
自分の「これ、いいでしょ!」を披露して、共感を得たいですよね。他者の「いいでしょ!」にうなずくだけはしんどいし、つまんないですよね。
自分がいいと思わないものに対して、「いいでしょ!」を強制されるのはしんどいですよね。
↓魔法の言葉もありますが。
好きな球団はどこですか?〜井戸端会議の会話術:その1
以上は共感の問題です。では、アリエルさんの上とか下って感覚はどこで生まれるのか。
家庭内で価値観を共有できてないと、断絶してると困りますよね。
子どもはどっちについたらいいかわからない。
どっちの価値観を自分のものとしていいのかわからない。
強いられた共有はしんどいし、共有できないことには罪悪感を抱いてしまう。
アリエルさんはご自分の親ではなく、祖父母さんに多く手をかけられていた人でした。
祖父母さんは教育熱心、高学歴の高教養、アリエルさんはこの価値観の中で育ったのです。
しかし、お母さんは祖父母さんの価値観とは相対する人でした。
勉強ができること、知識が豊富なこと、クレバーなこと、そういったアリエルさんの長所を長所とみなしてくれなかったのです。
だって祖父母さんの価値観とお母さんの価値観は違うから。祖父母さんの価値観をお母さんは受け入れないから。
祖父母さんの価値観を受け入れたアリエルさんを、お母さんは受け入れなかったのです。
アリエルさんは祖父母さんからインプットされた文化に誇りがあります。
世間でもそれは認められています。
しかしお母さんだけがそれを認めれてくれないのです。
自負するものがあるのにそれを認めてもらえないと人はどうなるか。
他者を貶すのです。だっていくら自分をあげても認めて貰えないのだから。
こうやってアリエルさんは非祖父母的なものを「見下す」ようになってしまいました。
見下してしまうような場からさっさと離れてしまえばいいのに、見下すものから認めて貰えなかったという後ろ髪非ひかれがあるので離れられない。
アリエルさんはお母さんの文化の中でぬくぬくと暮らすことができなかった。
マウントしてしまうのって、認めて貰えなかったという痛みゆえです。
認めて貰えてたなら、私が私が!と大声を張り上げる必要などないのです。
もちろん、人を見下す必要もありません。
人を落とさず、ただ自分を誇ればいいのです。
人は人、自分は自分、と思えないのは、認めて貰えなかった自分がいるから。
丶(・ω・`) ヨシヨシ