昨日が新聞休刊日だったので、今日の人生案内はお休みさせていただきます。
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介護の現場で、つい暴言はいちゃった、ダメな自分、とご自分を責められる方の多いことよ。
責めちゃうよね、大切な人にひどい言葉を投げかけちゃって。
でも。
あなたは悪くない。
暴言って普通の言葉とは違います。
ただの文句、ただの愚痴、ただの抗議、それをはるかに越える破壊力、言ったほうも言われたほうもダメージを受けます。
暴言が登場するのはどんなとき?
介護作業の多さ、被介護者との理不尽なやりとり、たやすくキャパオーバーとなります。
決壊してあふれた思いはコントロール不能、暴言という形を取りがちです。
手が出る、物損という手前ですね。ギリギリのところ。
暴言、これを好む人はいませんよね。
あなたの知らない「暴言くん」の正体を教えてあげましょう。
あなたを「介護の現場で暴言はいちゃった」罪悪感から解放するために。
人は誰しも自分が大好きです、とても大切です。
そんなことないよ!私は自分が大嫌いだよ!と訴えているそこのあなた。
長生きできませんよ(え?
大切にしなくては、大好きだから丁寧に扱わなくては、生きてられないじゃないですか。
自分を好きでいることは種の保存のためにこそ必要なことなのです。
あなたを長生きさせようと、守ってくれるものがあります。
守護天使のガーディアンとしましょうか。ガーちゃんでいいか。
ガーちゃんはあなたを守ることに必死です。
あなたを傷つけるものがあれば、断固として応戦します。
多すぎる作業、理不尽な要求であなたが壊れそうになったら
ら
ガーちゃんはあなたを守るために行動します。
あなたに暴言を吐かせる、という手段で。
暴言を吐くとは、心が悲鳴を上げている証拠です。
ガーちゃんは見るに見かねて、暴言を吐かせるという手段であなたにガス抜きをさせてくれているのです。
暴言はいて罪悪感持っちゃったら意味ないじゃん、とおっしゃるそこのあなた。
罪悪感を持たなくて済む魔法の言葉がありますよ。
拙ブログのベテラン読者さんはご存知ですよね。
え?忘れた?
廊下に立ってなさい!!
罪悪感からあなたを解放する言葉、それは「だよね」。
「だよね」る〜運命の子:トリソミー
介護、しんどかったよね
やってもやっても作業が終わららなくて嫌になったよね
無茶なことばっかり言われて辛かったよね
このようにご自分の気持ちを受け止めてあげてください。
ガーちゃんは暴言を吐かせるという手段であなたを守ってくれました。
荒療治に疲れたことでしょう。
「暴言はいた自分を責めちゃうよね」
「介護の現場で暴言なんかはいちゃって、罪悪感抱いちゃうよね」
だよね、と受け止めてあげてください。
あなたの暴言は、大切な人をお世話するために一生懸命なシルシです。
あなたは悪くない。
丶(・ω・`) ヨシヨシ