終)不安の種

↓これの続き。

1)不安の種

心理学ネタで、「ピンクの象を思い浮かべないでください」ってのがあるじゃないですか。

間違えた。

脳は否定系を受け付けないという理屈は抜きにしても、いったん思い浮かべたこと消せないですよね。

いったん思い浮かべたこと、消せないですよね。

不安だな、って思ってしまったら、その不安を消すのは簡単なことではありません。

埋め込まれた不安の種が、発芽する時をいまかいまかと待ちかねています。

どうしたら不安の種に芽を出させないようにすることができるか。

できません(どっちやねん。

ピンクの象を思い浮かべないことができないのと同じように、埋め込まれた不安の種の存在を忘れることはできません。

気にするな、と言われて気にせずにいられるなら警察いらんやんね!

いつ芽を出すか、いつ花を咲かせるかとビクビクしていなくてはならないのですよ。

では、どうすればいいか。

さっさと咲かせて枯れさせてしまえばいいのです。

伸びてきたのを引っこ抜いたらいいのですよ。

それが「感じきる」ということ。

感じきるために必要なのは、何を感じていたかの確認。

自分への確認。

不安だよね

不安に思っちゃうよね

心配になっちゃったよね

怖くなってしまったね

不安に思っちゃいけないと思ったよね

↑ これ。

不安だけじゃないんですよ、ラスボスは「不安に思っちゃいけないよね」なんですよ。

だから「大丈夫、大丈夫」って言い聞かせることになる。

ピンクの象と同じく、不安に思わないでくださいと押し付けても、不安がなくなるわけないのです。

逆に頑強にフタで押さえつけることとなり、それを跳ね返そうとする力がさらに強くなる。

だから。

感じきってしまえばいいのです。

感じきれば、なくなります。

いえ、なくなりません(どっちやねん。

怖くなくなるのです。

幽霊の正体みたり枯れ尾花。

隠すから、見ないようにするから余計に怖くなるのです。

向き合えば、感じきれば、不安や恐れから解放されます。

不安に思っていた自分を愛おしくも思えるでしょう。

不安だったよね

怖かったよね

丶(・ω・`) ヨシヨシ

遅まきながらのご報告、
神戸ジャーナルさんに掲載していただきました。

広瀬すずじゃなくて良いんです!『心理学』で自分を深堀り体験してみた

取材のお仕事ぶりが、たいへん勉強になりました!

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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