みなさんご存知のように(知らんか)、マチカドホケン室を開設したのは気軽に寄っていただける場の必要性を感じたからです。
占いや心理学が好きな方、心療内科を尋ねることに抵抗のない方、検索しまくってコネクトロンを見つけてくださった方、そういう方はいいのです(いいのか?。
そうではない方、悩みを悩みとも思っていない方、こんなこと相談できないと思いを出さない方、そういう方の多さに献血ルームで気付かされましてね!
占い無料でやってますよ、というので立ち寄ってくださる。特に悩みはないんやけどな、と言われる。
お話を伺って、どの口が言うか、どの口が?と頬を捻り上げたくなりますよっ。
長年背負い続けたものは、その重さを感じさせなくなっているのですね。
そんな(どんな?)事例をひとつご紹介。
マチカドホケン室にはご予約不要の15分500円というメニューがあります。
心のメニューと身体のメニューの2種類。
身体のメニューをご利用くださった50代男性さま、ツボの説明をしながらお話聞いてました。
何も悩みはないんやけどな、もうすぐ定年やし、のんびりやっていけたらいいわ
その口調になーんか引っかかるものがありまして。そこでカードの押し売りをしました、試しにタロットしてみませんか?と(ホントはタロットじゃなくてセラピーカードなんですけどね。
・ブロックしているもの「復讐」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「愛」
・現状「吊るし人の逆位置」
「復讐」は進路やお仕事のことで心残りがある場合に出ることが多いカードです。
「復讐」の復習
お仕事についてお尋ねしました。
今の仕事に変わって10年くらいやなあ、好きな仕事させてもらえてありがたいわ
今のお仕事の前は何をされてたんですか?
学校でてすぐに親父の会社に入らされて、やっと辞めれたんが10年前や
じゃあ、学校でる時ホントは他にやりたいことあったんですね?
そういうことや
やりたいことがあったけど、できなかった、その未完了感が「復讐」のカードとして表れていたようです。
お父様の支配下からは逃れることができた、それで満足されていたようですが、その先にもう一歩、ほんとうにやりたかったことをやる、という道があります。
定年後には今度こそ本当にやりたいことをやる、というビジョンを持っていただけたようです。
今のお仕事でも問題はなかったでしょう、しかし、「ホントは〜だったのに」という思いが頭の隅にあったかと思います。
無自覚に。
幸せになることが本当の復讐といいます、やりたかったことを亡きものとせず、たとえかつて思い描いたものとは違っていても、自分がやりたいと思って選択したことに一歩を踏み出す、という大いなる復讐劇の幕開けです。
あなたも無かったことにしているものはないですか?
それが声を上げた時、どうかその声を無視しないでください。
フタを取っ払ってください。
どんな重いフタでも、力持ちの私が取っ払わせていただきますよ!