母の愛に恵まれなかった[読売新聞人生案内/20230810分]

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60代の自営業女性。姉、兄、弟と4人きょうだいで農業の両親は忙しく、生活に余裕もなく、母はいつも不機嫌でした。母の何げないひと言に他のきょうだいとは違う差別を感じていました。母から優しくされたり誕生日を祝ってもらったりした記憶がありません。

・中学、高校では勉強より家の仕事を手伝えと言われ自己肯定感を持てずに育った
・大人になっても他のきょうだいとは明らかに差別されてきた
・20代で結婚し3人の子どもに恵まれた
・義父母は優しく、私の誕生日を必ず祝ってくれ今は幸せに過ごしている
・コロナ禍に90歳を過ぎた母が施設へ入居
・最近は週1回、姉と私で面会に行けるようになった
・母がいとおしく会いたい気持ちと、憎くて嫌悪する気持ちの両方で苦しい

ふと子どもの頃を思い出し、あの時、自殺して両親を困らせたらよかった、などと恐ろしい考えが頭をよぎるようにもなりました。自分が嫌でたまりません。どうすれば心穏やかになれますか。(埼玉・M子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

え、これ丶(・ω・`) ヨシヨシしかないやん。

多くの方が絶望的に勘違いされてること、書きますよ。

されたことと、してもらったことは相殺できない。

欲しかったものと、もらえたものは相殺できない。

今回のご相談でいえば、「いとおしい」と思う気持ちと「憎くて嫌悪する」は相殺できません。

相殺できないということは、両方あって当然なのです。

どっちか無くしてしまわないといけないと思うから、しんどいのです。

いえ、両方あって当然ではありません(どっちやねん。

さらに、もいっこの要素があります。

それは「愛されたかった」です。

いえ、違います(しつこいぞ、お前!

「”愛されたかった”という気持ちをわかって欲しかった」です。

最も未完了な部分はここではないかと。

未完了な部分は人をモヤラせます。

欲しかったものを貰えるのが一番ですが、過去に欲しかったものと同じものを現在得ることはできません。

欲しかったのに貰えなかったものが穴ぼこなら、穴ぼこを埋める唯一の手段が「欲しかったよね」なのです。

恨み辛みだけを言いたいのではなく、愛おしいという気持ちがあるというのでもなく。

愛されたかった

愛されたかったよね
丶(・ω・`) ヨシヨシ

回答者は藤原智美(作家)さんです。

お姉さんはどうでしょう。あなたの夫は? 「ちょっと聞いてほしい」といって、押し殺してきた言葉を声にすることで、楽になってください。心穏やかに過ごされることを願っています。

珍しく回答に同意です、”ちょっと聞いてほしい”という声に応えることこそが穴ぼこを埋める第一歩です。

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