14歳女子、中学2年生です。私は人見知りで、友達を作るのが苦手です。
クラスでは仲の良い子とだいたい2人で過ごしています。楽しいけれど、クラスの明るい子が、色々な人と話すのを見ると、つい羨んで「友達を増やしたい。友達は多いほうが人生楽しい」と思ってしまいます。
母に相談すると、「あなたは十分友達が多い。本音で話せる親友がいるのにぜいたくだ」と言われます。確かに私には家族同然の親友が1人います。それでも、友達が多ければ、たくさんの子と話したり、遊んだりできるので良いと思います。
私は親しくない人と話す時、多大な気遣いをして、壁を作ってしまいます。そのせいで、よそよそしさが相手に伝わり、心の距離が縮まらず、友達ができにくいのではと分析しています。どうしたら、誰とでも分け隔てなく接することができますか。(東京・U子)
>私は人見知りで、友達を作るのが苦手
私のことかと思いましたよ!
①人見知り
人見知りとは、元来、小さい子どもにのみ使われる言葉です。
小さい子って経験があまりありませんやん?
対象が安全か非安全かの根拠となるデータが乏しい、なのでまずは警戒してしまう。
経験値が増えて、安全と判断できるようになれば、警戒しなくて済むようになる。
↓
人見知りしなくてすむ
②気遣い
おばちゃんが厚かましいのは、それまでの経験値で「何をやってもそう簡単に死ぬことはない」と分かっているからなのだそうです。
上記の①にも通じるものですね。
③誰とでも分け隔てなく
これは不可能です。そんなことに費やすエネルギーがあるなら、本当に心を許せる人との安全な場を守ることに集中された方が得るものが大きいです。
U子さんが憧れている「クラスの明るい子」だって、万人と同じように付き合えているわけではありません。
あくまでも学校、クラスという限られた世界でのみ、そしてU子さんがたまたま目にした時だけかもしれませんよ。
だってU子さんにはすでに「明るい子は誰とでも分け隔てなく接することができる」という認知の歪みがあるのですから。
ということは(どういう?)U子さんにとって邪魔なのは、「友達は多いほうが人生楽しい」というビリーフです。
これはもう、「友だち100人できるかな」のせいです。
どうして学校では「友達は一人でもいたら十分、なんなら居なくても自分を大切にできれば無問題」という歌を教えてくれないのですかね。
100人に目を向ける前に、まずは目の前のひとりを大切に。
99人を得ることより、そのひとりを失うことの方がヤヴァイんだ、ってのを、ひとりをつなぎ止めるのと100人を得ることは比べられないってのを分かっていただけるといいなあ。
U子さんに好きなものはありますか?
好きなものができたら、それを大切にしようと思うし、同じものが好きな人と勝手に繋がっていけます。
たくさんの人と繋がることが好きなのであれば、勝手にたくさんの人がいるとこが居心地良くなります。
たくさんと居ること、少数の人と居ること、自分がどっちが好きなのかもまだはっきり分かっていらっしゃらないのでは?
分かっていないのに、いいなあ、って思っちゃうの、それを表すことわざがあります。
それは
隣の芝生は青い
です。
隣の芝生より、自分の庭の芝生を大切にすること。
それは結果的に、庭を広くし、芝生を増やすことになるでしょう。
回答はパトリック・ハーラン(タレント)さんです。
大事なのは作ることだけではなく、友達関係を守ることです。広く浅くか、狭く深くかの二択ではないと、僕は思いますが、今までにできた親しい友達はあなたの宝物です。一生の親友として大事にしながら、新しい友達を作りましょう。その一番乗りが僕だからね!
やだー、また回答者と同じ答えになっちゃった!
※今庄ホテルのパスワードは、メルマガにてお伝えしております。
読者登録はこちらから