夫と息子の世話疲れた[読売新聞人生案内]

主旨)人生案内をネタに好き勝手書く

40代の医療職の女性。大学生を筆頭に3人の息子がいます。夫と合わせて4人の世話に疲れました。

食事の支度や後片付け、買い物、洗濯など、男4人分ですから大変です。終わることのない家事にウンザリしています。好きだった料理も義務で作っているうちに、嫌いになりました。夫は気が向いた時に手伝ってくれる程度です。

息子たちは健やかに学校に通い、人に迷惑をかけるわけではありません。「それで十分ではないか」「子育てはもうすぐ終わる」などと、周りは言います。聞き飽きました。イライラして、どう頑張ればいいかわかりません。

仕事はやりがいがありますが、両立が心身ともにつらくなってきました。疲れて睡眠を優先すると、自分の時間はありません。やりたいことを後回しにして、気付いたら年を取っているのかと思うと、泣けてきます。(神奈川・U子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

これは大変じゃないですか!

結婚されて何年目になるかは分かりませんが、少なくとも長男さんが大学生になるまでの時間、U子さんは孤軍奮闘されてきたのですね。

夫さんを始め、ご家族と家の運営について話し合う機会はなかったのでしょうか。

大変なお母さんを見て、手伝おうか、とならない息子さん達が心配です。将来結婚されたら、ワンオペ妻を生み出してしまう恐れが極大です。

速やかに家という組織の改善を。

今日はサイコロに尋ねてみます。

🔸本卦:天沢履 初爻

壁を固くすれば相手の反発も強くなる、柔らかい態度で接して

🔸裏卦(自分の本音):地山謙

謙遜であれば終わりよし

🔸賓卦(相手の本音):風天小畜

小さなことは享るが、大きなことは難しい

🔸互卦(解決策):風火家人

家のあり方を正しくする

🔸之卦(未来):天水訟 初爻

最後まで訴え続けることをしない

サイコロを参考に、いまぷ ならこう答える

さて、サイコロなりカードなりの結果、こうしたらいいよ、と提示されることを期待する向きが大きいですが、今回は、そんなことしてたらこうなっちゃうよ、という戒めの内容となりました。

もいっこ、易でも四柱推命でも、成り立った時期と今では事情が違うので、意味がそのまま通じない、ということもあります。

「奥様」という言葉は、女性は奥に引っ込んで家事ばかりしているもの、表には出てこないので「奥様」なのです。

きょうび、奥様が奥にばっか引っ込んでたら、家計が成り立たないお家が多いのではないでしょうか。

ということを踏まえて。

今日の結論は、自分ひとりで背負ってるのがあかんのや、そんなんことしてたら家が成り立たなくなるよ、です。

これを会社組織だとしたら、仕事の分配が偏向してます。

これが会社だったら、労働環境の改善を、とすぐに声があがるのではないでしょうか。

いえ、あがらなくては早々にこの会社が立ち行かなくなるのは火を見るより明らかです。

U子さんの初動ミスです。

その初動ミスはU子さんが持っていたビリーフならではのもの。

女は家のことをしなくてはならない

U子さんのビリーフに家族全員が取り込まれてしまって幾久しく。

息子さん達が将来の妻から疎んじられることを防ぐためにも、家庭内の作業分担偏向改善のために声をあげてください。

そしてまずやっていただきたいことは、なぜそんなビリーフが入り込んでしまったか、誰からインプットされたか、ということを明らかにすることです。

つい、「将来の妻」という書き方をしてしまいました、これも私の偏った考え方の現れです(こうやって露見する。

息子さん達が将来誰とどんなパートナーシップを築くやわかりませんが、場の運営のための作業量は不公平がないようにしなくてはならない、その意識を持って頂かなくてはね。

そして現状、お母さんばかりに負担がかかっている不公平な状況だ、ということを認識できる感覚を持っていただかないと、アンモナイト。

回答は大日向雅美(大学教授)さんです。

家事の分かち合いは、息子さんや夫のためでもあります。この先、あなたが体調を崩すこともあるでしょう。最近の女性が結婚相手に望むことは家事・育児力とも言われています。ワーク・ライフ・バランスはまず家庭内からです。

>まず家庭内から
これに尽きますね。

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