↓神戸ジャーナル見てくださいました？？
【体験談】自分が「何をしたいのかわからない」人の根本原因って？
10年っていう時間の経過にみなさんなんて思われたかなあ、ってアンケートとりたいくらいで。
やっぱさ、10年もかかるんかい！って思うよね。
お前んとこ行っても、やりたいことすぐに見つからんやないかい！ってなるよね。
私だって10年もかかって申し訳ない、って思うもん。
もっと早く原因見つけて、もっと早く楽になっていただきたかったさ。
コネクトロンに１回きたらそれで終わり、って思ってる方が多いんですが、問題ってミルフィーユのように層になってて、ひとつ解決したらそのまた下のが姿を表すのです。
あ、こんなこと書いたらまたウンザリした？1回で終わらんのかい！って。
なんつか、フルセッションをまず受けていただいて、閉じていたマンホールのフタが開きますよね、穴をのぞいて地雷が埋まってないかとかお宝が隠れてないかとか探しにいく感じ。
お宝は一番奥に埋れてる、地雷を乗り越えて掴みに行かなくてはならない。
お宝にたどり着くのに、10年かかるケースもあるということです。
で。
ちょっと前に10年物が姿を現したケースがありましたのでご紹介。
まがうことなき毒親’sチルドレンのミシンさん（仮称）、パワハラセクハラモラハラ毒義実家片づけられない女家族がやらかす引きこもり、悩みの宝石箱のような方でした。
よく生き延びてきたなあ、と思っちゃいます。
心を殺さないと生きてこれなかった。自分を殺したが故に、見失ったものがいっぱいある。
いえ、ありません（どっちやねん。
生き延びてこれたのにはワケがある。実は支えになったものがある。
それはわかりやすく姿を見せていることもあれば、まったく見えないところで倒れそうになった時に受け止めてくれてたりする。
これがね、「やりたいことがわからない病」の突破口になることが多いんです。
ずっと好きなもの、好きだったのにその思いを踏みにじられたもの、等々。
ミシンさんにも精神的支柱というべきものはいくつかあり、その存在がご自身はもとより、ご家族にも潤いを与えていることは私にも垣間見えていました。
その中のひとつをミシンさんは注力の対象と定められたようで、奮闘健闘の様子を嬉しく見ていたのですが。
が。
気配が消えました。ありー。何かあったのかしら？と気になったので、質問をぶつけました。
この１年で一番幸せだったこと、嬉しかったこと
↑これ
ミシンさんにもこれを尋ねたのです、お返事いただけるまでちょっと時間があって、やば、なんか障っちゃったかなと青くなっているとこに回答が。
自分の健康に向き合えたこと。惰性で仕方なく生きてきたので自分に興味がなく、大切ではなかった。少しだけ自分を大切に思えるようになった。
そして、この質問の意図するとこをお伝えしましたところ、
ビジョンはまだないけど、この方向に進めば見つかるかも、自分を大切にすることが長く欠落していたけど、それを行動基準にするならできるかも
とのことでした。健康に気をつけるということが自分を大切にする、ってわかりやすいですね。
自分を大切にするって何をすることかわからないという方もいらっしゃいます。
私が一時期ハマった石井裕之、彼はこう言ってました、「頑張ることをサボることは、自分を大切にしないことだ」って。確かにー。大切な自分、磨いてあげないとね。
それからしばらくして、ミシンさんに会う機会が。なんと、とある資格取得とボランティアに一歩を踏み出していらっしゃいました。
以前だったらサイコロに踏み出すことの是非を尋ねていたかもしれませんが、思い切って自分で決めてやりました！
これまでのミシンさんの「やりたい」の候補になっていなかったものだったので、ちょっと意外でしたが、なんとそれは高校の時のミシンさんが進路として希望したものの親御さんから瞬殺されたものだったそう。
いわば30年越しのリベンジです。
その資格で金銭を得るのではなく、あえてボランティアを選択されるにもミシンさんの明確な意思がありました。
ご自分に向き合って、向き合って。
あれ？ひょっとして私、何もやってない？？
夢を断たれて30年、コネクトロンにお越しいただくようになって10年、そのミシンさんの物語をお伝えすることしか私にはできませんで！！
10年でも20年でもかけて、みなさんのちっちゃいちゃんの物語を見届けますよ。
最後までお読みくださりありがとうございました
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