↓これの続き
3)お父さんはどこ?
ひさこさんは息子さんのことでお悩みでした。
いえ、息子さんではありません(どっちやねん。
やらかした息子さんへの、夫さんの叱責がものすごく、そこに心を痛めていらっしゃいました。
自分の正しさを押し付ける夫さん、どうひっくり返ってもモラ夫です。
息子にはきついけど、私には優しい
ってひさこさんはおっしゃるんですけどね。
ね。
これが大嘘でしてね!!
夫さんがひさこさんに優しいのは、ひさこさんが自分の思う通りになってる時だけでした。
夫の機嫌を損ねないことが最優先事項だったひさこさんのお母さま、父親・夫とはその顔色をうかがって、求めるものを言われなくても提供する、それが妻の役割でした。
ひさこさんも母の教えをしっかりと守っていらっしゃいました。
自覚はなかったようですが。
いえ、あります(どっちやry。
機嫌を損ねたらめんどくさい、だからうまく立ち回らなくては、それはしっかりと自覚してなさっていましたが、そのことで本来のご自身がどれだけ抑圧されているか、そこにまでお気持ちは至っていなかったようです。
夫には(めんどくさいから)自分の気持ちを出さないようにされていたひさこさん、しかし息子さんと娘さんは果敢にもお父さんに歯向かっているのですよ。
そして、「お父さんってモラハラじゃん!」と声をあげていらっしゃる。
そして自分の道を進もうとされている。
ひさこさんはお子さん達の背中に導かれるのです。
良かった、良かった。
という話にしようと思ったのですが。
が。
どうにも書けない、続きが書けない。
続きを書かずにモタモタしていると、新たな展開、というのがいつものパターンです。
ひさこさんから、気持ちの整理をしたい、というお申し出。
目の前のパートナーとの問題は、ほぼほぼ親との問題の再現です。
夫さんが問題であるということは、ひさこさんのお父さまが根っこであるはずなのに、どうにもお父さまの姿が見えてこない。
女はかしずくべし、という価値観をひさこさんにインプットしたお母さま、それはわかるのですが。
が。
お母さまをそうさせてしまったもの、その正体がなかなか見えて来ませんでした。
ひさこさんも「お父さんは怖かった」とおっしゃるのですが、何が怖かったのか、それがはっきりしないのです。
掘った、掘った、45分は掘ったね。
手変え品変え投げかけた質問、とある質問へのひさこさんの答えがトンネルの出口の光となりました。
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5)お父さんはどこ?