3月のライオン最新刊で零に突きつけられたもの

正座できない人は将棋できないですよね(違。

お話を知らない方のために。
家族を交通事故で失った零は、生きる手段として将棋を選びます。
手を差し伸べてくれた人に「将棋は好きか?」と尋ねられ、生きるために「好きです」と嘘をついてしまうのです。
零にとって将棋は家族を失った痛みとセットです。
零の将棋人生の始まり、それは痛みとニコイチなのです。
因果応報、いまある結果の原因、始まり、そこにどんな痛みがあったのか、その棚卸しをすることが目の前の問題を解決することにつながります。
好きで始めたつもりのお仕事に行き詰まったなら、なぜその仕事を選んだのか。
好きで結婚したつもりの夫婦関係に陰を落としているものがあるなら、なぜその人をパートナーとして選んだのか。
何かに蓋をするためではなかったですか?
治っていない傷は触ると痛い(当たり前。
起きる問題は、絆創膏を貼っただけでやりすごしてきた傷を、ちゃんと直す機会なのかもしれませんよ。
いえ、違います(どっちやねん。
治ってないよ、痛いよ、とちっちゃいちゃんが声をあげているのです。
さあ!
丶(・ω・`) ヨシヨシだ!!
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