病弱な家族 1人で背負う(2022/06/20分)

40代の男性。今後の人生に展望を持てません。80代の父母、50代独身のサラリーマンの兄と暮らし、家事は私が担っています。

私は現在、介護離職中。家事で、満足に就職活動もできません。生活費や年金はどうなるのか。平均寿命まで約30年を全く見通せません。アドバイスをお願いします。(大阪・S男)

相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220619-OYT8T50033/

これはしんどいですね、いろんな「たられば」が胸の内を去来することでしょう。

これから先の選択可能な手段を具体的にして行かなくてはなりませんね。

今日はサイコロです。

雷地予の4爻

由豫/大有得/勿疑/朋盍簪

自分が不安になっていては、同志も集まらない、同じ志を持って進むことを疑わない

未来を示す之卦は坤為地、才能を隠していれば咎もなく誉れもない

解決策を示す互卦は水山蹇、自分は弱いと自覚して大人(たいじん)の力を借りて助けてもらう

お兄さまは家族を背負うという立場からいち早く逃げることができています。

逃げ損ねた妹の損な役回り

相談者さんはお兄さまより有能であるがゆえに、逃げ損ねて背負わされてしまったのです。

最優先事項は相談者さんがお仕事を得ることです。

病弱な家族がどうにかなったら仕事を再開する、ではなく、相談者さんがお仕事で力を発揮することで結果的に家族を支えることができるのだ、と考え方を変えてください。

お父様もお兄様も説得できる相手ではないでしょう。相談者さんが力をなくしてしまっては立ち行かなくなるのは理性ではわかること。

理屈が通じない相手に屈することなく、生き延びるために「考えたら当然やん」という道を選択なさってください。

相談者さんが家族のために消耗させられるのではなく、力を得る、ということを。

まずはお父様の施設入所を専門家の力を借りて実現されることが急務。

家族を救うためにもお父様に屈しないでいただきたいです。

自分のため=家族のためです、家族を救うために自分を最優先する選択を。

回答は山田昌弘(大学教授)さんです。

問題はお兄様ですね。話しあいが無理なら、第三者の力を借りることが必要です。男性向けの相談窓口を備える、地域の男女共同参画センターなどもあります。ぜひ訪ねてください。まだ40代、経験もあるのですから、就職活動に早く取りかかれるといいですね。

家族を背負うために自分を犠牲にするということをずっとされてきたのでしょうね。まずはその役割からの脱却を。なぜそうなってしまったのか、役割を背負うことで自分にどんなメリットがあったのか。そのメリット、今はもう必要ないかもです。

滝詣連続677日目(2022/06/20現在) 

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